こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。
プロ転向した羽生結弦さんがYou Tubeを始め、公開練習の様子をたっぷり２時間、お届けしたようですね。
私は、夜遅くに拝見したので、とても全て見ることはできず（眠りたくて）だいぶ省略しながら雰囲気を掴んだにすぎないのですが、これ最初から最後まで、少しも目をそらすことなく、しっかり見届けた人は、どのくらいいるのでしょうか？
羽生くんの気持ちは、わかるつもりです。
You Tubeで無料公開してるのはフィギュアスケートに興味のない人にも見てもらうためとのことで、それはいい方法だと思います。
しかし、フィギュアスケートに興味のない人が、あの地道なトレーニングの様子を果たして見るでしょうか？
あれは全て見るにはかなり根気のいる内容で、正直に言ってしまうと、フィギュアファンでもかなり見るのに骨が折れるのではないかと思われ、ましてやフィギュアを知らない人には退屈なのではないかと…ごめんなさい、悪口じゃなくて、フィギュア初心者には敷居が高いんじゃないかと思ったんです。
フィギュアスケートは華やかなようでいて、こんなに地味で根気のいる反復練習を長時間かけてやらないといけないスポーツなのだと、羽生くんは知ってもらいたいのでしょう。
そして、自分はアスリートだから、タレントみたいな方法でフィギュアを宣伝するつもりはないし、アイドルのような扱い方はしないでほしいということを、さり気なく伝えているのかもしれないと思います。
しかし、内容は、一般の目から見ると、かなりマニアックかな、と感じました。
でも、これはフィギュア選手にとってはお宝配信なのではないでしょうか？
羽生くんほどのアスリートが、普段どんなアップや練習やトレーニングをしているのか、選手なら知りたくない人などいないはず。
それを惜しげもなく羽生くんは見せてくれているのですから、未来の羽生結弦を目指すスケーター達には必見かもしれません。
良いお手本があればあるほど、良い選手が育つ可能性も高まりますよね。
宇野昌磨選手も、幼い頃に、浅田真央ちゃんの練習ぶりを普段から見られる環境でスケートをしていたからこそ、トップ選手になるには、どんな練習をすればよいのか、どれくらいの量、練習するものなのかを実感でき、それが今に繋がっている要因の1つなのでしょう。
羽生くんの練習を見て、貪欲に吸収する子どもスケーター達が増えれば、羽生くん自身はアスリートのまま後進の指導にも貢献できることになるかもしれません。
だから、私は飛ばしちゃいましたが（スミマセン）、スケーターの皆さんは、そこの地道なところをこそ、じっくり見るといいのではないでしょうか？
慣らしていく部分を飛ばしたことは事実ですけど、一部は拝見していて、やはりいちいち滑りの1つ1つが美しく、鑑賞に値します。
やはり一流のアスリートは、ただ氷上にいるだけでも、惹きつける力を放つものなのでしょう。
羽生くんが今後、何を発信するのか、楽しみです。
故郷を練習拠点にしているところ、羽生くんらしいですね。
応援しています！
ちなみに、私は羽生くんのYou Tubeがマニアックというなら、それは何なのさ？と思われても仕方ない本を読んでいます。
中野友加里さん、無良崇人さんが実際の動きの見本となって、フィギュアの技術指導をしている本なんですが、私は勿論、フィギュアを習ってませんし、今後も習う予定はありません。
なのに、この実用書を読み物として、とても楽しんでいます。
中野さんや無良さんだから惹きつけられるという点もあると思いますが、1つ1つのジャンプをどうやって跳んでいるのかが、基礎編だからこそとてもわかりやすく説明されていて、動画でも見られるようになっているので、私も自分では滑らないけど、演技を見る時に跳んでるジャンプが何で、どんなステップを踏んでいるのか、なんてことがわかるようになると、もっとフィギュアを見るのが楽しくなるんじゃないかなと思いますし、単純に、知ることそのものが嬉しく、有意義なのです。
こんなふうにフィギュアスケートを広めたいというトップ選手だった人たちの思いが、今、色んなところで実を結ぼうとしているのを感じます。
羽生結弦という偉大なスケーターがそこに加わったことで、もっと盛り上がっていくものと期待しています。
（画像お借りし、ありがとうございます）
一年前の今日は三原舞依選手のこと語ってました↓
それではまた！