こんにちはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。



男子シングル、日本は鍵山優真選手の銀メダルと宇野昌磨選手の銅メダル、そして、羽生結弦選手は4位。

不思議と、まるで昔から決まっていたみたいに、腑に落ちる結果でした。



金メダルはネイサン・チェン選手。

たぶん彼は同じ過ちは決して繰り返すことはないだろうと思っていました。

だから、金メダルにいちばん近いのはネイサンかな、と、個人的に金メダルを取ってほしい人は他にいても、奇跡でも起きない限り、そうなんじゃないかと、ショートプログラムが終わってからは半ば確信していました。

奇跡とは、では何かというと、私が想像する奇跡は、羽生くんのクワドアクセルが決まり、ノーミスするという展開でした。



羽生くんに金メダルを取ってもらいたかったのか?と問われると、それともちょっと違うのですが、羽生くんが彼の言葉でいうと「報われ」てほしかった、ということかな。

 

でも、クワドアクセル、認定されましたけど・・・、やっぱり羽生くんとしては「報われない」思いなのでしょうか・・・?

 

人類初の輝かしい記録を達成した羽生くんに、私はおめでとうございますと言いたいです。


今回、私が涙を流したのは自分でもびっくりなんですが、昌磨くんにではなくて羽生くんにでした。

彼のインタビューが泣けてしょうがなかった。

途中、羽生くんの声が震えて、きっと涙を堪えているんだろうなと思ったら自分が泣いちゃってました。

羽生くん、何回も「正直」という言葉を口にしていました。

今まで正直に自分の素の部分、特に弱さをぶっちゃけることは、彼には許されてなかったように思うのです。

でも初めて仮面の下から覗いた羽生くんの素顔は、

「一生懸命がんばりました」の一言に集約されていたように感じられ、本当に今までよく耐えてきたね…という気持ちでいっぱいになりました。

言い訳する人ではないから明言しませんでしたけど、足の状態が悪かったのだろうと思います。

足の状態が万全ではなかったのは、おそらく昌磨くんも。



昌磨くんも足の怪我は完治しないまま本番だったと思われます。

でも、昌磨くんに関しては、ご本人も満足されてるように、私も満足です。

彼はまだ成長したいと力強く言ってくれてるので、これからも進化する姿を見せ続けてくれるだろうと実感できるし、どんな結果でも昌磨くんが嬉しいと思える結果なら、それでいいと基本、思っているので。

でも、メダルは取ってくれるといいなと思ってましたけどね(笑)。



優真くんは、彼には悪いけどいちばん楽な気持ちで見ていることができました。

彼は何も失うものがなく、まっさらな気持ちで取り組めるし、すっかりオリンピックを楽しんで調子も良かったので、心配する余地もありませんでしたもの。

オリンピックの魔物というのは、楽しんでる人、構えがあまりない人が苦手なんじゃないだろうか?というのは、平昌の昌磨くんを見ても思いますし。



ネイサンは、いつもクールで、演技中に笑顔を見ることはあまりない印象でしたが、このフリーでは後半になるにつれ、笑顔が弾けて、この場を楽しもうというモードに切り換わったかのように見えました。

ネイサン、楽しんでる?…よかったね…って、心から思えて、まだメダル確定前でしたが、この演技ができたことに、おめでとう!と思いました。



ネイサンはこの手に金メダルを引き寄せ、



ゆづ君は、手にできず…、



昌磨くんは、届いて…、

と、そんなふうに見えるコリオを貼らせてもらいました。

皆さんの頑張る姿、どれも美しかったです。

昨日は、フィギュアを朝から晩まで追いかけていて、最低限のことしか手に着きませんでした(笑)。



本当に素晴らしい時間をありがとうございました。

 



(画像をありがとうございます)