こんにちはkokoanです。
コロナウイルスの感染拡大で、今まで起こったことのない事態が次々と起きて、大変な生活を強いられている人のなかには、やり場のない怒りを抱えていることもあるかもしれません。
私は、けっこう怒るほうです。
だからなのか、惹かれるのは、温和なタイプ。
例えば、宇野昌磨くんのような。
まだ十代の頃の昌磨くん↑
若いのに妙に落ち着いていて、元気ハツラツのポーズが苦手な彼の姿に、荒川静香さんから、この中にちっちゃいおじいちゃんが入ってるみたい、などと言われていました(笑)。
昌磨くんは、人前で険しい表情、ムッとした表情を、ほぼ見せたことがないと思いますが、人前だから抑えてるわけではなく、ほんとに怒らないようです。
弟の樹くんが、いつも優しくて怒ったことがない、と証言していますし、かつてのコーチ山田満知子さんも、昌磨は自分に対して怒ることはあっても、決して人には怒りを向けない、とおっしゃっていました。
険しい表情は、演技の時だけ?
オンとオフのギャップが最も大きいのは宇野選手だと言ってたカメラマンさんもいました。
いつもさわやかな笑顔の、羽生くん。
でも、羽生くんは、けっこう怒る時は怒る人だなという印象です。
フィギュアスケートに無関心だからずけずけ選手のことを指摘する夫が、昌磨くんは本当に怒らないし笑顔の時も心から笑顔だが、羽生くんは、笑ってても心から笑ってない感じがする、と言ったことがあって、正直、そういうところあるかなと私も思います。
羽生くんは、世間の人が期待する羽生結弦でなくてはならないという足枷があるように思えて、彼ならばそつなくこなすだろうけれど、気の毒に思うことがあります。
ジョニー・ウィアーさんや、エフゲニー・プルシェンコさんのオマージュとしての全日本までのプログラムは、もしかしたら羽生結弦から少し抜け出すためのプログラムだったのでは?とすら、今は思えてくるのです。
自分らしさに帰って、プログラムをショパンとSEIMEIに戻した時は、ほっとしました。
この時は、心底うれしそうな笑顔だったなあ。
このお写真は、昌磨くんをクローズアップしてるから、羽生くんはぼやけてますが、それでも、あまりに楽しそうで、昌磨くんよりも羽生くんに目がいってしまうくらい。
昌磨くんは、周りを笑顔にしてしまう達人だと思うことがあります。
自身はお愛想笑いなど決してしないし、お世辞を言えないのでCMには出られないなどと正直に言ってしまう昌磨くんですが、そのありのままの姿に好感を持ち、気持ちを和ませる人がたくさんいて、羽生くんも、その1人なのかなと、二人でいるといつも楽しそうな様子から想像します。
この平昌の時も、ほほえましかったな。
しかし、怒らない人なんて、ほんとにいるの?
そう思う人がいても当然です。
人間なら、誰だって怒りの感情を持ち合わせているものでしょう?と。
でも、いるんですよね、ほんとに。
昌磨くんが、怒らない人かどうか、事実はわかりませんけど、怒らない人だったとしても驚かないのは、私の身近に怒ったことがないと言ってる人がいるからなのです。
それは、息子。
友達からも、
「君って、怒ったことあるの?」
と聞かれたそうで(笑)。
私も興味津々でたずねたら、嫌だと思うことはあるけれど、怒ったりはしないと言うんですよね…へえ~(笑)。
怒りも、必要があってわき出てくる感情なんだと思うのですが、出番がないという人も、この世にはいるのかもしれません。
ちょっとうらやましい気もします(笑)。
(画像をありがとうございました)