前回の続き
我のことに続いて
和のことについて
我とは
自分の良さや弱さもを認め
自分自身を大切にし
それを生かしていくこと
そこから始まるものだととすれば
個々はますます違ってきます。
その違う個の存在を
お互いに認めたり
特徴を
面白いと思えたり
楽しめたりする余裕
和とはそういう余裕や度量があって
生まれてくるもののような気がします
その懐の深さは
和だけを意識して生まれてくるものじゃなく
個に向き合って生まれてくるもの
なんじゃないか？
自分の中に外の世界があり
外の世界が自分の中に映し出される
そのことを日々の中で
くり返し 気づく
また くり返し 気づく
年齢や職業
置かれている立場の大小も関係なく
自然体で和を生きてらっしゃる方も
たくさんいらっしゃると思います。
日本の伝統的な暮らし
生活や地域の中の行事が
極端にすくなってきている中で
日本人がもっている人と人の和の意味を
感じる機会も少なくなってきていますから
いろんな場面で
「和って何だろう」
と問いかけていきたい
自分の中に育てていきたいと
思っています。