我とは | クリスタルボウル&ヒーリング

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salon de hagita 東京 長楽由里花のブログ
オンライン個人セッション、オンラインクラス、オンライン瞑想会。
ヒーリングをマスターしエネルギーBODYが活性化することで、宇宙と共鳴した波動で生きる

「我から和へ」について前回書きましたが
誤解が生じやすい「我」について
書いてみたいと思います。


「我」というと「我が強い」というふうに悪いイメージがありますが
それは周りとのバランスなどで、相手が受け止めるイメージだと思います。

「我」そのものは決して悪いものではなく
とても大切なものです。
このブログのタイトルにもなっている
「わたしが喜ぶわたし」につながるテーマです。



「我」について考えてみると
良い側面もたくさんあって
「我」を「自己主張」と言い変えられるとすれば


意見を言わなくてはいけない場面では
「積極的な発言」
「意見がしっかりしている」
「自分の意見をもっている」
というイメージがあります。

逆に「自己主張」がないと、
「消極的」
「自分の意見がない。考えていない」とか
「決断力がない」と受けとめられるかもしれません。



こどもが成長する段階で考えてみるとわかりやすく
最初に、自分や母親と他の人の区別がつくようになり
人見知りをしだす時期があります。
次に、2歳ぐらいの時に自分の感情を認識して
「イヤ、イヤ」を連発しだす時期が訪れます。
「自我」の芽生えというものです。

生まれたばかりの赤ちゃんが
今後、成長して大きくなり、社会の中で生きていくために
最初に「自我の芽生え」という自己を強く主張する時期を
通ることになっています。
「自我の芽生え」がうまくいくということは、
強く自己を主張しても自分は愛されている 
と確認でき、愛されるべき存在なんだ。
と感じられる。

「イヤ、イヤ」という主張に
耳を傾けてくれる人が目の前にいて。
「イヤ、イヤ」と主張しても
後にはギュと抱きしめてもらえる。

私の存在は人々に受け入れられている。
許されている。

そういう自己確認が育まれていくことで
自分を認めることができ
自分らしく表現することができていくと思います。



つまり、話をもとに戻すと
社会の中で自分とは違う他者と理解しあって生きていくこと
コミュニケーションや調和を考えるとき。
人間の成長段階に照らし合わせてみてみると
最初に「自我」がとても大切だということに気づきます。

このかたちは集団社会で生きていく私たちにとって
「ベースとなるかたち」ではないかと感じています。
自己肯定のというものだと思います。

最初に「わたし」「我」を
認められる
大切にできる 
愛せるとき
私たちは幸せです。
こころが安定します。
内側が穏やかで平和です。



でも、これは簡単なことではない。
これこそ難しいこと
これができれば悟りです。


普通は
イヤなことが起こったとき
うまくいかないとき
心穏やかというわけにはいきません

そして 
相手の否を攻め
環境の悪さを数えあげます

そして、また落ち込む

それが私たちの日常ではないでしょうか



わたしももちろんそういうことが度々あります(笑)
何かあったら
旦那がやらないから
こどもがいう通りにならないから

でも、そういうとき
最初に大事なのは
相手や環境のことではなく
わたしの中にあるもの

今日のテーマで言えば
「我」

「我」であるわたしを大事にしているかな?
どうしてイライラしているのだろう?
どうして落ち込んでいるのだろう?

探ってみると
その原因は外ではなくわたしの内側に
あることがほとんどです。


同じできごとでも
機嫌のいいときには
寛大になれ

気分の悪いときには
イライラするし
許せない


そういうことあると思いませんか?


大人は残念ながら「イヤ、イヤ」ばかりでは
なかなか通用しません。
でも、嫌と言えない日本人にとっては
ときには必要かもしれません。

段階を経て「自我」を洗練させていく
そんな高等な技ができるとしたら
どんな自分になっているでしょうか




「我」を洗練させていった先に
「和」があるのではないかと思っています。




この「我」というテーマは
2歳の自我の誕生から
ズーっと、ズーっと続くのだと思っています。




自分の内側を大切にすることができれば
自分とうまく付き合うことができれば

そして、プラス 
想像力があれば

相手のことを理解する糸口が

周りとよい関係がきづける糸口が
見つかるのではないか


我から和への移行の模索は
私たちがこころから願っていることだと思います。