小さな美術室は当初横浜市長津田で始まった教室です。町田に移動して数年が経ちます。
そして代表である講師は、この幼児教育の世界に足を踏み入れてから21年が経ちました。
小さな美術室の前には、他の絵画教室や関東の幼稚園の課外授業を担当していました。これまで、このお仕事が嫌いになったことがない、っていうのが本当に奇跡的。子どもたちから学ぶことってとても多く、子どもたちってとても面白い&可愛いのです。これからもずっと仲良くしていきたいお仕事です。
「この子すごいな…」という子にたくさん出会ってきたと思います。
・芸術の世界で、ずっと描いたり作ったりしていくだろうな
・芸術の世界でなくても、将来いい結果を残すだろうな
→こんなことを思わせる子どもたちは、教えている私たち講師陣も見ていて面白いのです。こちらの提案をしっかり聞くだけでなく、それを超えてくる子どもたちを私たちは「育てたいな」と思うのです。小学校お受験みたいで意外なんですけど、「育てたいな」と思う子って本当にいるんです。
それとは反対に「見ていて辛いな…」と思う子がいたことも確かなんです。
・お手本通りに描いて作ることが、褒められると思っている
(素直ですよ… 良い子ですよ… でも美術の世界では自分の意見を発信できる方が良いとされます。おそらく国語や算数のテストと同じ感覚で一生懸命お手本を100点だと思って「間違わないように」一生懸命頑張ってくれていました)
・やっと描きはじめたかと思えば、最終的には褒められている子の絵に、いつの間にかそっくりに描きかえてる
(忍者か!?と思うくらい上手に盗み見してるんだけど、それを絶対認めないという…笑)
・自分の話を全然してくれない
(「おうちのことは喋ってはいけません」という親御さんの言いつけをしっかり守ってくれていますね…でも子どもだからそれを喋っちゃう…( ;∀;)ああ…)
・様々な習い事に追われていて、本当はやりたくないのに来ている
(いろいろ辞めたいのに親に言えない…それを私に言ってくれます…( ;∀;)ちなみにみんなが辞めたい習い事ランキング1位は「塾・公文」です…2位は「英語」です…3位は「ピアノ」です…。おそらく親が一番辞めさせたい習い事ランキング1位は「美術室」だと思いますけどね…( ;∀;)あは笑)
・継続できない/なんでもすぐ辞める→次〇〇やってみたい
(絵画造形って、1日、1週間、1年、そ~れくらいじゃあ大きな成果は出ません!いや、なんでもそうですよね。せっかくスタートしたのだから、何年間も続けられる見込みのあるものを厳選してスタートしてもらいたい!
習い事がたくさん変わっている子は、そうですね…子どものリクエストを聞き入れてくれる親御さん、かな?
…で、最終的にお子さんの中に何が残っていますか?(私も自分の子どもにこうなっています😓結局何が得意なんだろ!?何を伸ばしたかったんだっけ!?)
友人関係もいちいちリセットされてしまうのか、コミュニケーションの取り方がぎこちなく妙にプライドだけが高い…( ;∀;)
そして、お友達がやっている事は、なんでもやってみたいと思ってしまいます。お友達が持っているものは、もちろん自分も欲しいですしね…。
と、今日は結構辛口で申し訳ないです。
かくいう私も先日、子どもの習い事に関する会話の中で、「どうせお母さんがやらせたいだけでしょ」と思春期の娘に冷たく言い放たれて、結っ構~傷ついたという…。
あー、難しいですね、子育て。
くれぐれも、習い事地獄にはご注意下さい🙇