「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED その2」の続きです。

 

この2作は、近年、対をなすことがわかったそうです。
確かに、虎の頭と龍の頭は互いの方を向いていますし、
掛け軸の表装も同じですね。
別々の美術館に所蔵されている作品がこうやって展示されるのは
めったにありません。企画展ならではですね。
(展示期間が終了していますね。すみません)

富士越龍図

 

亡くなる3か月前に描かれた「富士越龍図」(部分)。

富士山から天に上ろうとする龍。
龍は北斎自身でしょうか。

 

音声ガイドのナビゲーターは女優の貫地谷しほりさん、語りは講談師の
神田松之丞さんでした。
出品作に「百物語 お岩さん」(恐ろしいというより、コミカルな絵でした)が
あったので、音声ガイドのボーナストラックとして、神田松之丞さんによる
「四谷怪談」をさわりだけ聴くことができました。
渋い声で良かったです。

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