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田中英晴のブログ

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 前回、2015年6月10日斜里町教育委員会(学力向上委員会)主催の先進校視察研修報告会では、学力の基本は生活力にあることを学んだ。
 今回、2015年8月24日、同主催の斜里町教育の明日を考える教育講演会では「子どもたちの生きる力を育む手立てとは」が主なテーマになった。

 講師はベネッセ教育総合研究所小泉和義さん。
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 彼によれば、10年前と異なり、社会貢献の意識が強い若者が増えているという。与えられることから主体的に解決していく学習が自分で学ぼうとする意欲を強化し、未来へ向けた志のある若者の増加を反映しているようだ。
 
 2020年を目標にした文部省作成の学習指導要領においてもアクティブラーニング、すなわち仲間と共に課題解決する力、能動的主体的に学ぶ力を目指した思考力判断力表現力が重視されるようになるという。
 このような状況になれば、どこの大学を出たかは関係なくなるという。日本でトップランクの大学が世界ランクでみると、調査会社や調査方法によって多少の誤差があるが、20から40位になってしまうのも、そのことと無関係ではないだろう。
 そのような大学の卒業生数人に、その理由をきいてみると口をそろえて、学問の自由がないからと答えがかえってきたことも、日本の現状を推理する手掛かりとして興味深い。

 講師が最後に伝えたかったことは、上から叱咤激励するのではなく、失敗しても責めない、少ない努力でもその痕跡を褒めることは、秋田ですでに実証済みの学習意欲を高める。小中連携教育に求められている学習効果の連続性、協働性を生かすような異年齢の交流、グループ編成。課題解決のため同じゴールに向かって皆で効率の良いディスカッションを重ねることによるコミュニケーション能力の向上。主体性の育成による責任感の向上。信頼関係に支えられた協働とリアルな体験に基づく省察能力の向上ではないかと思う
 
 以上のことが、生きる力を育む上で大切だということを学ぶことができた。
 
 
 さてこれらのことを学んできた私が、斜里町特有の地域で生きる力を育むための目標は何かまとめてみたい。
 それは大自然の中で、そこから与えられた生きる実感に支えられた、生きるために必要な情報を生かした問題解決能力と創造力や想像力の向上、生きる喜びを共感できる感性の育成にあると確信している。