こんにちは。
もうそろそろお昼の時間ですね。
3月が始まりました。
もう2019年がはじまって2ヶ月が立ったというのが信じられないくらいはやいです。
大学一年生の頃はめちゃくちゃ春休みが長かったのに、今となってはすごく早くて気持ちが追いつけないです。
本日紹介するのは、小出楢重さんです。
1887年大阪に生まれました。
小学生から中学生のころから日本画を学んできたそうで、美術に触れることの多い少年時代を送ってきました。
後に、1907年東京美術学校(現:東京藝術大学)の西洋画学科を受験をしたが、合格ならず、
編入で日本画学科に合格を果たしたようです。
下村観山の指導を受けたが、のちに洋画に転向しました。
日本画から美術に入ったのに、洋画に転向するというのはなにかきっかけがあったのでしょうか。
1919年に『Nの家族』とういう作品で樗牛賞を受賞しました。
それがこの作品です。
日本の要素と西洋の要素が入り混じっているのがわかるかと思いますが、それも作品の中での訴えの要素の一つでもあるかなと思います。
衣服は和装で、周りのインテリアや装飾は西洋のものを取り揃えており、
男性のタバコもついさっきタバコを吸い始めたような描写になっており、
人の表情などからもそれぞれがどこかを見て、これからなにかが行われる前に描かれているように感じます。
なんだか、このためにおめかしをしてきた。
ような新鮮な果物や、子どもの服装。
そんなかんじがとても面白さを増して見えます。