とてもお久しぶりです。
今年初じゃないかというくらいの更新ですね。

明けましておめでとう御座います。

2019年がスタートということは、来年はいよいよ東京オリンピックですね。

東京オリンピックが決まってからもうこんなすぐやってくるとは。



土屋禮一さんの作品の紹介をします。

土屋禮一さんは1946年、岐阜県に生まれ日本画家であった父、土屋輝雄から厳格な絵の指導を受けていました。

その後、武蔵野美術大学に入学し卒業後は、同郷である加藤栄三・東一兄弟に師事しました。

現在は、日本藝術院会員・日展副会長として、美術界を引っ張る大きな存在となっています。



今から20年ほど前から本格的に墨の仕事を行いました。


水墨画の色調やバランスは非常に難しく、
液の量や、顔料の量で色味が変わってくる。

画面(紙)との相性や個性を読み取って出したい色調、表現につながってくるので、その見極めや作風が大事になります。

この色味の中で立体感を出していることで世界観を作っており、とても美しいなと感じます。