最近忙しくてなかなか8月9月で更新できなかったので、10月はたくさんしていきたいなと思っているのですが、やっぱり課題があるとなんのでそっちを優先してしまってなかなか画家さんの紹介ができていませんでした。

さて、そんな中ですが、宇田荻邨さんの作品を紹介します。

宇田さんの作品の特徴として、掛け軸に収まるようなそれくらいの大きさの作品が多く見られます。
大きさが大きいから小さいからどうのこうのというのはないのですが、日本画のタッチがよりわかりやすいかなと思います。

日本画の特徴というのは、わたしの中ではものすごくはっきりしていて油とは違う表現はもちろんですが、透明感がしっかりと出ているところかなと思います。

透明感がしっかりあるからといって、ぼやけた色味をしているのではなく、芯はしっかりと持っているけれど、優しさが溢れている作品にもなっているかなと思います。

油絵と比べると包み込まれるようなそんな印象を受けます。

そして、宇田さんの作風にもそういう優しさが溢れているきがします。


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色使いも陰影にもしっかりと使われていますが、それでいって激しい主張があるわけではないので優しいイメージを持ちます。