東郷青児さんの作品を紹介します。
東郷さんの作品の多くは女性を描く作品を多く輩出しています。
また、作品の中に描かれる女性の特徴として目を詳しく描いていない印象が強いです。
1枚目の作品はよくみられる作品であり、最低限の特徴を捉え、綺麗にまとめられた作品になります。
背景もグラデーションにし、モデルさんを描く際には輪郭線を描くのではなく背景をうまく使うことで浮き上がったような絵の描き方をするのが特徴的です。
その作品に対してこの作品は本当に珍しく感じます。
この作品には、女性の目が詳しく描かれていることです。
東郷さんといえば、グラデーションのようなそんな画面を想像することが多いのですが、その点はあまり変わっておらず、輪郭も背景を使って描いているというのはわかりますね。
陰影もありリアルな質感や画面ができているのですが、絵画的な要素もあったりと不思議と見入ってしまう絵になっているなと感じました。