中村彝さんの作品を紹介します。
中村さんの描く作品の多くは人物画を描いている事が多く、またその人々の表情にはすこしばかり暗いような物悲しさを感じます。
決してそういった表情をしろというわけではないのですが、なにかを考えているような浮かない顔をしていたりと作品内でモデルの表情が変わっていて面白いです。
実はいまふと思いついたのは、中村さんの作るものを全て重ねてみたら見た目的にはどう見えるのでしょうか。
構成もしっかりとされているからこそその表情や表現を重ねてみてみたいと思いました。
この作品は、上記したものとは程遠く感じますが
色の出し方や、背景の作り方からも優しやの奥底に見えるような深いものを感じさせてくれます。
描写として、構図としてはすごくわかりやすく自然体にできているのですが、この作品の中で1つ気になったのがプロポーションのようなものが気になりました。
この花は椿の花なのかな?
みんなが知っているものに対して最新の注意をどんな作家さんでも思うことはあると思います。