最近は外人さんの作家さんの紹介をしていっています。

外人さんの作品は日本人作家さんとは違う作品作りをしています。
外人さんの描く作品と日本人が描く作品の違いとしては、影の付け方に違いがあるように感じました。

日本人の影の付け方には、モチーフを描いていている中で、影を違う色として塗り込んでいる印象に対して、外人さんは、影全体的にぼやぼやと描いてから上から重ねていっている印象を持っています。


今日紹介する画家さんは、
パリ生まれのモーリス・ド・ヴラマンクさんです。

ヴラマンクは、徹底された自由主義者で、束縛されることを嫌い、服従することを嫌がりました。
絵画を学ぶ際にも師匠を持とうとしませんでした。
絵画作家さんにとってそういったある意味向上心があり、独創性の高い作品づくりというのは変わっていて、面白く感じらるのではないでしょうか。

{459F8E24-75DE-4B42-817F-F527C1C68264}



この作品からは、ある街のワンシーンが描かれていますが、その情景の細かい動作や天候を徹底的に観察されて、描きこまれていると思います。