三岸好太郎さんの作品を紹介します。

1903年 北海道に生まれました。
1921年 当時18歳の時に画家になるため、上京しました。
三岸さんは、戦前のモダニズムを代表する洋画家の1人であります。

抽象形態を構成した「コンポジション」や、線条様式「オーケストラ」などの試作によって、純粋主義・機械主義を賛美しました。

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三岸さんの描く作品で婦人像が見られますが、その人々のリアリティを求めた作品づくりではなく、三岸さんがその女性を見た際の美しい曲線や三岸さん本人の感性や美意識が影響を受けて居ます。


リアリティを求めた作品だけが美ではないということがわかります。
どちらの方法で描いたとしても、美しさというものは見た人たちに感じさせてくれます。

見入ってしまうほどの色遣いで、人々の心を動かしている三岸さんの作品の魅力です。