お話の続きです。

再度お伝えしておきますが、
*設定は「嵐」ではなく、リーマンです。

激しい描写は今のところありませんが
(今後はわかりません。
そういった描写も出てくるかもしれないです。)
一応BLで、男性同士の恋愛を描いていますので、
苦手な方はここで回れ右お願いしますです。
では...




unexpected 5


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土曜日の午前中だからか、

こんな時間なのに、結構な人だ。

そう思いながらたどり着いたホーム。


そのホームで、まさか…


俺、普段だったら、会社の同期とか

昔の同級生で今もつるんでるダチとか、

そういう、気を許してる人にしか

自分から声なんて掛けないんだけど…



「あの…こんにちは。MASAKIさん…ですよね?」

気づかれて騒ぎになったら困るので、

さりげなく近づいてそっと訊ねた。


「…はい。えっと…こないだの撮影の時にお目にかかった

…ですよね?」


「櫻井です。」


「あ、すみません。お名前…ごめんなさい。

名前覚えるのちょっと苦手で…

ほんと失礼いたしました。」


「ハハハ、そこまで恐縮しなくても。

一度仕事で顔合わせただけですし、

しかもあれだけ忙しくて毎日沢山の人と関わってるんですから、

名前すぐ覚えらないのも無理ないですよ。」


「…ありがとうございます。すみません…」


…また謝った。

あの、モデルのときの妖艶な彼とは違って、
そこには、素の彼がいて。

素直に「可愛いな」って思ったんだ...



「櫻井さんは今日はお休みですか?」

「はい。
普段は、土曜日でもなかなか休めない事が多いんですけどね、
今日は久々に休みもらえました。

MASAKIさんは?
MASAKIさんこそ、休みなんてないでしょう?」


「はい、僕も今日は久々、

3週間ぶりぐらいにまるまる一日お休みいただけて…」


…本当に、素のこの人は物腰が柔らかくて
穏やかで可愛らしいんだな。


そして、この笑顔…

モデルのときのあの色っぽい彼からは想像できないや。


「あの、MASAKIさん。
もしお時間あったら、お茶でもどうですか?」


「え?!いいんですか?わー嬉しい!」

そう言って太陽のように笑う彼に、

俺はきっとこの時すでに恋してしまってたんだろう…