寒い日に飲むおやつ | 湯浅玲子 An die Musik~音楽に寄せて

湯浅玲子 An die Musik~音楽に寄せて

音楽学・音楽評論に関する執筆活動と、
杉並区阿佐ヶ谷の楽典とソルフェージュ、楽曲分析のための音楽教室「アルス・ノーヴァ」をご紹介しています。

こんにちは。湯浅玲子です。

寒い土曜日でしたね。
ふと見たニュースで、宮城県の山元町の雪景色が出てきました。
寒そう~。

こんな寒い日に、飲みたいおやつがあります。


九重本舗の「九重」

会社の名前にもなっているお菓子です。

ゆず、ぶどう、ひき茶の3種類があります。
コロコロと小さい砂糖の玉でできていて、
お湯か水に入れると、それぞれの味のついた飲み物ができます。

子供のころから、お湯に入れて飲むのが好きでした。
・・が、それ以外に、
その砂糖の玉をそのまま食べるのも好きでした。

九重がお湯にとけるのを待つ間、
とかしていない九重をポリポリ食べて待っていました。

ポリポリ食べるという、
本来の用途以外の食べ方で消費された量の方が多かったような・・・。

私はゆず味が好きです。
体もあたたまりました。

最近では、小分けのスティックタイプも出ているようです。

便利ですけど、
大袋から出して、ポリポリ食べる楽しみはなくなるのですね・・。

子供の時に「はいっ」と渡されていたらがっかりしたと思います。

今は、温かく甘い飲み物というのはたくさん出ていますが、
その昔は、子供も喜ぶ温かい飲み物として貴重だったと思います。

明治天皇に献上されたということなので、
もう1世紀以上の歴史を持つロングセラー商品です。

あまり派手な宣伝はされていませんが、
これからも、伝統の味を守り続けて欲しいです。