こんにちは!
昨日のブログで樹くんと髙地くんのラジオをわたし、「ゆごじぇ」と表記しておりました

これは大間違いで、正しくは「ゆごじゅり」です笑
いやなんで、真反対のゆごじぇになったのか謎です笑
(確かにゆごじぇ大好きですけどね
)

大変失礼致しました

ところで、本来ならば
昨日、所属する楽団のコンサートが行われる日でした。
新型コロナの影響で3月に中止が決定しました。
一年前から会場の確保や演出に使う制作なども進めてたので(パンフレットも印刷終わってたし
)本当に残念でした。

ちょうど1年半くらい前からかな。
今回のコンサートへ向けてのメイン曲の選曲が始まりました。
毎回、私たちが演奏したい曲、お客様のアンケートを参考に選んだ曲、そして、最後に指揮者の先生からアドバイスをもらい、曲を選ぶのですが
最後、2曲まで絞った2曲とも、
木管がメインの曲でした。
1曲は、パッセージが難しく、指回しが大変な曲。
もう一曲は、譜面はそんなに難しくなさそうだけど、表現力や周りと合わせて吹くのが大変そうな曲。
クラの中でも、どちらにするか…
意見も分かれたけど、結局最終的に決まったのは、表現や合わせるのが大変な方。
でも、とても素晴らしい曲

わたしも、こちらの曲希望でしたが、
指回しが難しいより、周りと息を合わせて吹いたり、表情豊かに演奏する方が難しいと思ってたので選んだ時もかなり覚悟がいりました。
この曲です。
「マードックから最後の手紙」
タイタニック号に乗船していた、一等航海士のマードックと、タイタニック号沈没事故をモチーフにした曲です。
1912年4月、世界最大の豪華客船として、ニューヨークへ向け出航したタイタニック号は、その処女航海を終えることなく、海の底へと沈んでいきました。マードックは、タイタニック号に乗船していた1等航海士であり、船が沈む最後の瞬間まで勇敢に乗客の救出にあたった、乗組員の一人です。
彼は、航海中家族に手紙を書くのが日課であり、そこには自分の近況はもちろん、家族を気遣う思いが必ず綴られていました。
そんなマードックからの「最後の手紙」には、乗客達で賑わう船上の様子や大西洋からの美しい眺め、そして事故を予感させるアクシデントについて、語られていたかもしれません。
曲はその手紙をアイリッシュ調のメロディーで綴っていきます。
マードックからの最後の手紙を「読む」ように聴いていただけたらと思います。
(樽屋雅徳)
彼は、航海中家族に手紙を書くのが日課であり、そこには自分の近況はもちろん、家族を気遣う思いが必ず綴られていました。
そんなマードックからの「最後の手紙」には、乗客達で賑わう船上の様子や大西洋からの美しい眺め、そして事故を予感させるアクシデントについて、語られていたかもしれません。
曲はその手紙をアイリッシュ調のメロディーで綴っていきます。
マードックからの最後の手紙を「読む」ように聴いていただけたらと思います。
(樽屋雅徳)
本当に素敵な曲です。
タイタニックの映画を思い浮かべながら聞くといろんな光景が頭に浮かんで来ると思います。
そして
この曲を聴くと涙が出てくる。
演奏しながらでも、涙が溢れる時があります。
この曲は、聴いてるだけでは譜面見ないとわからないかもしれないけど
テーマの部分は、装飾音符だらけなんですよ。
ほぼ、拍頭の音符の前に装飾音符がついてる(笑)
だから合わせるのが難しい

それが(装飾音符)、波の部分の揺れを現して、航海の表情が出てるんですけど(きっと)
とにかく、みんなで合わせての練習量が相当いるだろうなと、曲を選んだ時から感じてました。
なので、クラリネットでも、
例年になくパート練習もマメに取り入れ、練習を重ねてきたので、
何だかプツン、と、切れてしまったかのような感覚でいますが
またいつか。
必ず吹ける日が来ることを信じて

音楽が普通に出来ていた事は当たり前ではなく、
本当に素晴らしい事だったんだなと改めて感じます。
音楽業界は本当に大変な日々です。
吹奏楽コンクールも中止になりました。
吹奏楽は完全に3 密になるからね…。
マスクもできないし、防音室だし、ソーシャルディスタンスで吹いたら、音もタイミングも合わせられなくてバラバラになっちゃうし
本当に厳しいです

またいつか、なんて言えるならまだいいけど
学生さんは本当に本当に無念だと思う
可哀想だよ、本当に

うちのマエストロの言葉で
音楽は作る人がいて
演奏する人がいて
最後、聴いてくれる人がいて初めて音楽になる
という言葉があり、
いつも心に持ってるのですが
最後の聴いてくれる人、というのが
とても大切なことになってるんだと思ってます。
練習もしばらくお休みで
3月以来、わたしも全然楽器に触れてないけど

また、みんなで音楽を楽しめる
そんな日々が
戻ることを心から願い、祈っています。
そのためには
今できる事を出来る限り。
うちの界隈にも感染者が再び増えてきています。身近に感じてることもあります。
気を緩めず
感染拡大防止に日々気を付けて行きたいと思ってます。
皆さまもどうか
体調気を付けてくださいね。