凍てついた大地に
私は立ち
地球の鼓動に耳を済ませる

しんしんと
冷えた空気が体に絡み付く
肺腑に流れ込む冷気が
正気と狂気の狭間に立つ私を
かろうじて正気に保っている

しんしんと
月の光が降り落ちて
闇のなかに吸い込まれていく

しんしんと
月が流したなみだは
地上に降り落ちて細雪となる