就職活動の理想と現実

就職活動をする際、多くの人がなりたい職業への理想を持っています。しかし、実際の職場環境や新しい生活圏での適応については想像するだけでは十分ではないという現実があります。特に栄養士のような専門職では、実際に働く前に職場環境を体験する機会が少ないため、イメージしにくいという側面があります。

 

 

就職活動における情報収集の重要性

一般企業ではOB/OG訪問など、職場の雰囲気や実際の業務内容を事前に知る機会がありますが、栄養士を目指す就職活動ではそのような機会が限られていることが多いです。このため、実際に働き始めるまで職場環境を正確にイメージすることが困難となります。

 

 

現実への適応と学び

 

大学4年次のスケジュールを通して、就職活動から実際に職場に入るまでの過程をまとめました。

  • 10月:就職面接➡✈で東京へ
  • 12月:内定発表通知(書面)
  • 1月:内定式(✈で東京へ)
  • 2月:入寮先の発表、国試の1か月前、大学に毎日通い試験勉強
  • 3月:管理栄養士国家試験、大学の卒業式、住んでいた家の退去、寮へ引っ越し

こうみると、大学4年次はやるべきことに追われ、自分の将来についてゆっくりと考える機会が少なかったように思います。

内定から入社準備、さらには国家試験の準備という一連の流れを経て、理想と現実のギャップに直面しながらも、それぞれのステップで新たな発見と学びがありました。

この過程は、職場や新生活への適応だけではなく、自己成長の機会ともなりますウインク

 

 

 

理想を追い求める旅の結論

 

就職活動とは、自分のやりたいことや好きなことを追求する旅でもありますですが、

それは実際に働いたり、新天地での生活に適応する訓練が必要不可欠であることを知りました。

この過程を経ることで、理想と現実のバランスを取りながら、キャリア形成を築くことが重要だと思います。

 

 

とはいっても、理想と現実のバランスは人によって様々。大学の同期は小さい頃からの夢である「パイロット」に転職した人もいますニコ
夢を追い求めることが一概に悪いということではありません。ただ、夢を追い求めるあまり現実の生活がおざなりになってしまうと元も子もないので、適度に夢を見て楽しく暮らすくらいの価値観が私には合ってるなと思います。ブログに投稿するのも、楽しいですが、やりすぎると飽きてしまうので。適度にが良いですね!w

 

 

余談ですが

就職活動中に悩んでいた時、

友人のある一言で、私の就職活動への考え方を根底から変えました。

 

その言葉は、

 

「やりたいことを仕事で見つけようとするから迷ってしまう。仕事以外でやりたいことを見つけた方が現実的だよ」

 

というアドバイスをもらったのです。

この言葉には、まさに目から鱗でしたびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

このアドバイスをくれたのは、私が深く尊敬する友人からでした。彼は塾に頼らず独学で難関大学に合格し、バレーボール部でレギュラーとして活躍するなど、多方面にわたり才能を発揮しています。彼女のこのような能力や実行力は、いつも私にとっては憧れの存在でした目ラブラブ


友人の言葉から、仕事とは必ずしも自分の「やりたいこと」を実現する場ではなく、生活のための手段であり、情熱や趣味は仕事外で追求するものだという新たな視点を得ました。

 

また、彼女がどのような状況でも柔軟に対応し、未来を見据えて行動できるその姿勢は、あらゆる分野で成功できる秘訣であることを教えてくれました。

この体験から学んだのは、仕事選びにおいて「やりたいこと」を見つけることだけに囚われず、現実的に考え、自分の生き方や価値観を大切にすることの重要性です。

 

仕事は人生の一部であり、自分らしい幸せを見つけるためには、職業選びを超えた広い視野が必要だということを改めて感じさせてくれました。

 

視野を広げる過程は、一夜にして達成できるものではありません。しかし、若い頃に多くのことを考え、失敗を重ねる中で得られる貴重な教訓があると最近感じています。