白日

淡光と若緑に包まれた庭で
恋人は白い花輪をつくる
西風よ
このはかなくもとどまらない白日に
わたしの胸を焦がす想いをのせて
恋人の頬を優しく撫でておくれ
恋人よ
その美しいまなこに見とれ
言葉を失ったわたしを
やさしいキスでほどいておくれ
ふたたびあなたへの愛を歌えるように

アルセーニ・ヴェーテル