いや~、自分で書いておいてなんですが、さっきの記事は結構否定的な書き方になっていますね。

誤解が無いように書きますが、映画は凄く良かったです。

原作を忠実に再現したか。
これについては、そうではないと思います。

でもこれは原作もとに、熊澤さんを筆頭にスタッフ・キャストが作った作品なんですよね。

自分が原作を読んでしまっているので、どうしても作品の空気感というものに、自分の意見とか感性が入ってしまっています。

それを加味して、詰め込み過ぎと感じたんですよね。
全体的にもっとスローな空気感をイメージしていたので、ちょっと出来事が多いなぁって。

そういった意味での詰め込み過ぎという意見です。



でもキャストさんは本当に素晴らしかった。

多部さん。
真剣にまっすぐに、そして実直に。
喜怒哀楽も丁寧に。
本当に素晴らしいと貞子だったと思います。

恋する乙女。意外と上手く演じれるジャン(笑
もう苦手な役はないんじゃないのかな。


蓮佛さん。
役柄がそうさせるのか、非常に存在感がありましたね。
詳しくは書けませんが、本当に良かった。
あのシーンとか、あの涙とか。

夏菜さん。
温かく爽子たちを見つめるまなざし。
可愛かった。
そしてセクシーだった(笑

三浦くん。
あんな人、実際はいないですから(笑
一歩間違えればイヤなやつですが、それを感じさせない演技でした。

青山くん。
ほぼ初の演技。
確かにセリフは棒読み臭かったですが、それがかえって龍君のキャラクターを生かしていたように思います。

ARATAさん。
ウザい先生だ(笑
でも流石の存在感。占めますね場面を。



最後に。
この作品を一人で見に行こうと考えている方々へ。
悪い事はいいませんので、誰かを誘っていってください。
観終わった後の寂しさは半端ないです(笑