8月3日  カルロス(仮名前:アムル)が虹の橋へ旅立ちました
 


 
正式譲渡から 約1年9ヵ月 数字にすると短い第2の犬生に感じるかもしれません
 
短く感じるかもしれない時間
 
カルロスは里親様の愛情とたくさんの方々の愛情に包まれた幸せな第2の犬生でありました
 

 
 


2015年11月11日 
わんわんの日に正式譲渡となったカルロス
 
 
 
 
カルロスには兄弟となる先住犬が3頭いて とても賑やかな毎日だったはずです
 
 
譲渡会でカルロスに会うと 保護当時からの力強い目力に
たくさんの方に抱っこやナデナデしてもらう姿をみて まだまだ大丈夫だと思っていました
 
 
今年に入り 里親様からカルロスの調子が悪くなっていると連絡がありました
 
痙攣発作を起こし介護が必要な状態になっていました
 
里親様は「最初に全てを受け入れると決めていたし 大変だなんて思ってないですよ」と愛情深くカルロスを見つめながら話して下さいました
 
毎日の献身的な介護 言葉にすることは簡単ですが
本当にご苦労されたはずです
しかしそれを微塵も感じさせない里親様
 
 
「どんなに手がかかってもいい カルロスが生きていてくれれば」
 
それを強く感じました 
 
 
最期は静かに眠るように旅立ったそうです

 ママさんを独り占めしたかったのかな
 
 
 
 
 
 
当時11歳だったカルロス
2015年9月 飼育放棄のため犬管理所に収容されました
 
飼育放棄で収容された場合
まだ中核都市ではなかったため 一般譲渡の道を
ほぼ閉ざされ処分対象となっていました
 
 
 
収容当時のカルロス
 
 
 
当時は皮膚病かもしれないと考えていましたが
病院で検査して 停留精巣でセルトリー細胞腫の疑いがあること 副腎皮質機能亢進症の可能性もありうるということがわかりました
 
 
この時に「家族として迎えたい」と里親様に手を上げて頂いていました
 
カルロスの健康状態をお話ししたら
「長く生きていれば何かあって当然だから全て受け入れますよ 大丈夫です」と 力強く里親様が言って下さいました
 
 
 
新しく迎えてくれる家族のもとに行くのだとカルロス自身決めていたんだと思います
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だから短い間にたくさんの検査に去勢手術を乗り越えられたんだよね
 
 
私はカルロスが初めて預かりをしたわんこでした
わからないことがたくさんで 毎日が必死だったことを覚えています
 
今 保護活動を手伝える原動力の一つは
カルロス 貴方の存在です
 
この出会いがあったからこそ カルロスという貴方の生き様を知り 里親様のカルロスへの深い愛情を感じ
 
今の私に出来ることを模索することが出来るのだと
感謝しています
 
 
 
 
カルロスが犬管理所に収容された時 保護犬時代共に
ブログやFacebookなどで たくさんの応援をして頂いて
ありがとうごさいました
 
心よりお礼申し上げます
 
 
 
カルロスは虹の橋へ旅立ちましたが ママさんとパパさんのそばにいるようで お別れした実感があまりありません
 
 
いつもカルロスはそこで笑っているはずだから
 
「さようなら」は言わないね 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カルロス本当にありがとう 貴方に出会えてよかった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[担当:タッキーママ]