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数日前に届いたthe GazettEのファンクラブ会報。

3月10日に予定されていた18周年LIVEが中止になった際の心境や緊急事態宣言中の事が綴られてます。

ファンクラブ会報の内容なのでそれ自体を載せる事はしないけど
インタビューの中でメンバーが言っていた事に個人的にとても共感したと同時に安心したので、ここに書き留めておきます。


メンバー全員一致の意見として嬉しかったのが、新たな生活様式のひとつとして定着してきたリモートや配信サービスについて書かれていた内容。

それ自体は悪い事ではないし、エンターテインメントの新たな在り方として良いものだとしつつ、現時点でthe GazettEがそうしたものを活用しないとした点です。


新しい生活様式で日常的に耳にする様になったリモートや各種配信サービスを通したコミュニケーション。
あくまでいちファンとして私個人の意見ですが、the GazettEにはそうした事をやらないで欲しいと常々思ってました。

無観客LIVEの配信も選択肢のひとつになった昨今。
今後仮にthe GazettEがそれをやるとしたら絶対観るけど、嬉しいとは思わない。

リモートなどの配信もそうで、数ある選択肢の中からそうしたサービスを提供するならともかく、このご時世だから仕方無くやる様な、そんな中途半端なものの出し方はしないで欲しい。

LIVEはアーティストとファンがその空間を共創するからこそ価値があり、リモートなどの配信はきっとその場しのぎの気休めにしかなりません。
喜びより虚しさが残るだろうなと。

これまでのラジオの中でもそうした話題に触れてコメントしてたけど、改めて会報の中で、文章として、現時点でthe GazettEがそうしたスタンスにシフトする気が全くない事を確認できて心から良かったと思った。


音楽を仕事としている以上バンド側(制作側)の意見が通らない事も多々あると思いますが、世の中がどんな流れに変わっていっても、the GazettEが待てというならいつまででも待ちます。

REITAさんのコメントの中で、(バンドとして発信できない状況下でも)ファンとはこれまで築いてきた関係性があるからといったくだりがあって、この表現は素晴らしい言い回しだと思った。
発信できない状況下でもファンが離れない事をちゃんと理解されてる(笑)


今後どう世の中が変化するのか分からないけど
いつかこの騒動が思い出話になった頃には、空白の時間を埋める様な素晴らしいLIVEが見られる事を願ってます。