ありがとうございます。
ありすの窓のありすです。
東京の下町で生まれ、そのまま育ち、
今も同じ場所で暮らしています。
小学生の頃は
億万長者ゲームが大好きで
放課後になると風呂敷に包み
友だちの家へ持参するほどでした。
「産業スパイ」のマスに止まると
自動的に産業スパイになれるのですが
横取りできるシステムが楽しくて
いつも虎視眈々と
産業スパイを狙っていました。
ちょっと風変わりな
子供だったかもしれません。
学校では
常に緊張していたように思います。
音読の授業で声が裏返ってしまって
それをからかわれるのが嫌でした。
家では父と性格が合わず
言葉と力の暴力にさらされて
よく隠れていました。
もともと内にこもりやすかった私は
段々と鬱状態になって
中学校では更に症状がすすみ
半分不登校に。
机を向き合わせる給食の時間が辛くて
食べることもできなくなり
安心できる自分の居場所が
どこにも無くて
情緒が安定せずよく泣いていました。
高校に入ってすぐに1か月ほど
体調不良で入院。
暗い学校生活を送ることになるのか…
と思いきや
アニメ部に入ってみたら
たくさんの仲間ができました。
思い出深いのは
銀河鉄道999のメーテル役の声優さんに
取材&インタビューができたこと。
大好きなアニメと共に
高校生活を送りました。
卒業後は就職して働きました。
社会人になってからも
私の心の中には
「どうして私は
他の人のように出来ないんだろう。」
「なんで明るくできないんだろう。」
「どうすれば普通になれるんだろう。」
という思いが常駐していて
自分を責め続けるところがありました。
考えてみても答えが出ない。
苦しい、辛い、のループが
エンドレスで再生され
自分が嫌で嫌で
たまらなかった感じです。
どうすれば、
この迷路から抜け出せるのか。
自問自答を繰り返す日々。
そんな状態が何年か続いたある日
カラーセラピーと出会いました。
テレビで見た
心理学ドラマに興味を持ち
図書館に探しに行ったときでした。
カラーセラピーの本があったんです。
思わず手に取り読んでみたら
すごかった。
「モヤモヤしていて
言葉にできなかった気持ちが
色を選ぶだけでわかる!
すごい!もっと知りたい!」
と、まるで
雷に打たれたかのような衝撃でした。
それが今から26年くらい前の話です。
もともと
ハマりやすい性格なので
そこから1人コツコツと
色に関する本を買い集め
カラーセラピーで
自己分析しまくり
自分だけでは飽き足らず
頼まれてもいないのに
職場の人にも
色を選んでもらうようになり…。
自分がどんどん
積極的な人間になっていきました。
色は人を元気にしますね。
趣味で始めた
カラーセラピーでしたが
傾聴が大事だ
ということに気付き
まずは
カウンセリングの通信講座を学びました。
修了すると次は
対面でのカウンセラー講座に通い
自らの殻をやぶろう!
と頑張ってました。
どんどん自分が変わっていくのを
感じていました。
当時、カラーセラピーは
今ほど有名ではなかったので
講座もセッションも
それほど多くはなかったと思います。
そんな中で、
カラーセラピストの先生を見つけ
セッションを受けに
遠征したこともありました。
まず最初に受けた
カラー講座は
「カラーリングスターセラピー」でした。
講師は私が最初に出会った
カラーセラピーの本を
出版された先生で
「この先生から習いたい!」と
自分でも驚きの行動力で
出版社に連絡し
受講できることになりました。
勉強しながら
「世の中には
こういう仕事もあるんだな」
と思い、1年かけて工程を修了。
資格はとれましたが
経験が足りなかったので
すぐお仕事にはなりませんでしたが
私にとっては
とても大きな一歩でした。
次に学んだのが
「RYBカラーリーディング」です。
カラーリングスターセラピーは
12色をベースに学んだのですが
RYBカラーは
何色でも読み解ける自由さがあって
とても楽しかったのを覚えています。
私が習った先生はRYBカラーの他にも
アニマルメディスンカードなど
スピリチュアルなツールも取り入れていて
私はここで本格的なスピリチュアルと
出会いました。
カラーだけでなく
ヒーリングや霊視なども学び
「経験を積んで自分を鍛えよう」と
イベント出展もするようになりました。
世界が
どんどん広がっていきました。
3つ目に学んだ
「アンコンシャスカラーセラピー」は、
「無意識」に
アプローチするセラピーで
自分の状態がダントツに
よく分かりました。
その時に選んだ色で
自分のその時の心と体の状態を
的確に分析できる
というセラピーでした。
多分わたしは
ずっと自分のことが知りたかったのだと
思います。
色々なカラーセラピーと出会い
学びを深めていくうちに
どこまでが習った知識で
どこからが自分のスキルなのかが
わからなくなり
いい感じで
オリジナルになっていきました。
講座の中で
練習セッションをしたときには
先生に
「あなたのその言葉は
どこから出てくるの?」
と驚かれることもありました。
テキストがボロボロになるくらい
読み込んだ甲斐がありました。
本当に色が大好きなんです。
「自分の心のモヤモヤを
なんとかしたい…」
と迷路をグルグル回っていたら
曲がり角で
バッタリ出会ってしまったのが
カラーセラピーでした。
趣味で始めて
趣味で終わると思っていたのに、
気が付けば
セラピストになっていました。
内気で暗かった私が、
明るく積極的になれたのは、
カラーセラピーと出会えたからです。
昔の自分のように、
モヤモヤと苦しんでいる人たちが
笑顔になるお手伝いをしたい。
力になれたら
嬉しいなと思っています。
いつかどこかで
お会いできますように。
最後までお読みいただき
ありがとうございました