心臓病児と家族のオフロードレース -36ページ目

心臓病児と家族のオフロードレース

お腹の赤ちゃんの心臓がおかしいと言われてから、ガタガタ道のオフロードレース。途中棄権できたらどんなにいいか…
しかし、棄権をすることは出来ない。命の灯火を消してはならない。ならば思い切り輝かせよう!!家族の想い。幸せと葛藤。そんな伝えるべき体験を!!

体力的にも入院的にも、感染的にも、
小学校には、ほとんど行けなかった。

小2で合併症を発症してから、
さらに行けなくなった。

運動会のみ。

それだけを目指した。

幼稚園もいっていない娘は、
みんなとの演技が楽しかった。

脱水しちゃうし疲れちゃうから、
演技を覚える時だけいった。

私が動画に納めて家で練習したり、
友達に教えてもらう。

三年生からは、ハードなダンスに変わり踊れなくなった。

いつも母娘一緒だった。

徒競走に出たがった。

走りたかった。

心臓病だけど、

走りたかった。

おんぶして走りゴール直前に降ろし、最後のゴールをきった。

そして、三年生では、もうあまり学校にはいけなかったけど。

運動会には現れた。

走りたい。
一人で走らせてあげたかった。

入院し点滴してないと身体がもたないから、顔も腹水もパンパン。

けど、自分のペースで、
ゆっくりスキップするように、80mを走り切った。

迷惑かかけるとか、次のレースがどうとか、
気にせず、お花畑を走るように、楽しく走っていた。

感動だった。
まわりのお母さん達の声援が聞こえた。

嬉しかった。

そして、さらに体調悪化。

それでも、運動会だけは目指した。
特別な日。

走るだけをした。
またおんぶになった。
でも走った。

そして、最期の6年生の運動会。
もう、学校から離れすぎてしまい、
出ること自体嫌がった。

私服のまま、弟を応援しに見に行った。

すると、、、なんだか、やりたくなってきた🤣

先生に頼みこむ。
先生は、私がつくから、やろうと言い、
校長先生に相談しに行ってくれた。

けれど、校長先生はやめた方がいい。
無理しないで。

と言った。

悔しかった娘。
走りたかった。

先生が、説得してくれた。

そして、急いで帰宅して小1の頃から変わらないサイズの体操着に着替えって戻ってきた。

病気を忘れて走る。
ラストラン‼️

6年生は、なんと100m😲

突然現れた娘を、みんなは受け入れてくれた😭

あまり会話をしない娘をどう扱えばいいかわからないだろうに、
みんなが見守ってくれた。

そして、、、、、、

100m、ラストラン。

それを、走った。
一人で、また、いつものように笑顔でお花畑を楽しむようにマイペースに。

勝ち負けじゃない!
ただ走る事を楽しむ美しい姿だった💨

走り終わると、感動してくれた友達が声をかけてくれた。

この子が生きている意味。
この子がみせる生き様から感じてもらえる意味があったら嬉しい。

そして…

卒業した後も…

翌年、
運動会の練習中、

生徒のみんなに、
娘が走った勇姿を話してくれた先生がいたと息子から聞いた。

嬉しかった✨

出来ることが、まだまだある。