【鍵山相談役の日本を美しくする会！さいたま掃除に学ぶ会！川口市安行中学校トイレ掃除!!】
4時に起き、眠すぎて動きがぎこちない体に鞭をうち、電車に乗りギリギリで学校に入る。
すれ違う生徒、すれ違う生徒が、
皆「おはようございます♪」
すごく元気に！
。。僕は「あーっ！おはようございます」
掃除が始まる前から嬉しくなり、テンションが上がる！
そして、掃除実習。
僕ら9班は,世話人2人と生徒さん7名。と、なんと校長先生。。。やりづらい？。。。
そんなことを考えながらも、掃除を始める。
「みんなで楽しくやろうね♪」
生徒全員「はいっ！」
「はい、スポンジこれ使ってね♪」
「ありがとうございます♪」
「大便器掃除したい人ー？」
生徒全員「はーい♪」手をあげる。
そして、本気で便器に真剣に向き合う。
誰一人ふざけることもなく、本当に私語が無い！
サンドメッシュで便器を磨く音、
「シャカシャカシャカシャカ」しか聞こえてこない！
「なっなんだ！ここの学校の生徒は！！」
毎年、たくさんの小中高のトイレを掃除させていただく。
最後に先生に感想を聞かれる。
いつもなら「素直な生徒さんですね〜ここの生徒さんは」
とお世辞混じりで先生に伝える。
しかし、今日は本当に驚いて
「なんなんですか！この学校の生徒さんは！」
と校長に伝えた。
校長はクレームだと思い、
「すっすみません！」と謝った。
。。「いえいえ(^_^;)違います！違います！
凄く素晴らしい生徒さんでびっくりしたんです！！！」
と伝えた。
先生は「えっ！」と驚いていたが、、、安心したようで、
「本当ですかぁ♪ありがとうございます！」
と今日1番の笑顔を見せてくれた。
本当に良い学校、そして良い生徒だと思った。
こちらが何をいっっても
「はいっ！」
気持ちの良い返事が返ってくる。
掃除をしてもらうために雑巾を渡すと
「ありがとうございます♪」
と嬉しい言葉を返してくれる。
「これ、やってくれる人ー？」と問いかけると、
皆が「はい！」
と答えてくれる。
一年生が、二年生にバケツを渡す。
先輩が後輩に
「ありがとうございます♪」と言う。
僕は驚いた！
そして質問をしてみた。
みんな「はい」「ありがとうございます」返事が本当に気持ち良いねー。
これは学校のルールになっているの？」
「いえ、ルールではないです」
「ルールでじゃないの？じゃ誰かがやろうと言ったの？」
「言うのが普通だと思ってます。違うんですか？」
と返された。
たまたま僕の班、9班はだけがやっているのではなかった。
なぜなら、各班の世話人たちが、僕と同じことを言っていたからだ。
掃除の最後に生徒に伝えた。
「みなさんは本当に素晴らしい！その素直で謙虚な姿勢、
そして、感謝の気持ちを持って、積極的に行動することで、
その先の人生がより豊かになりますね！」と。
トイレ掃除、とても汚かったトイレを自分の手で綺麗にピカピカにした生徒達は、
満足げに頷いていた。
生徒さんの純粋さに触れ、自分自身が大きな力をもらえた1日となった！
