そう言えば、転職致しました。
転職、というより就職しましたの方がいいのかな?

以前は学生をやりながら自給750円でレジ売ったり品だししたり万引きにタックルしたりクレーマーの話を聞いておい返したりする仕事をしていました。

それからまぁ例の如く内定切りに会いまくり、1年フリーターという名のほぼニートをしてふらふらしていましたが、さすがにアカンだろう。ということで就職活動を開始。
いまさらですが6月にめでたくプログラマーとしてIT企業に就職することができました。


え、プログラム系の学生だったのかって?
……いいえ?
それまでに多少ゲーム制作会社でアルバイトをしていたりとしていましたが、そこでも基本デザイナーでした。
(人数が少なすぎてあの画力でデザイナーに部ッこまれたりしてました)
プログラムのプの字もしらない素人プログラマーです。
ですが、システム系で規模がでかいのでそもそも学校で習うようなメジャーな事はやっていません。
Javaは多少判らないといけないみたいだけれど。

何とか勉強しながら仕事をしている状況です。
そのうち自分が勉強に使った本とかも紹介できればいいですね
タイトル:『妖怪アパートの幽雅な日常』シリーズ 価格:400円~500円程度(シリーズ)
著者:香月日輪
出版社:講談社文庫
ジャンル:
製本形態:文庫版(児童書版は各1000円程度)
ISBN:
出版年:児童書版第一巻は2003年~


久しぶりに本の書評を。
沢山読んではいるんですが、読むだけで書評まで至らないと言うか、読んで満足して終わりと言うか。

人気の妖怪アパートシリーズです。
この本を買う客層はOLさんが多いような気がします。

内容はそうだなぁ。
まさに妖怪アパートというそのタイトルから連想できるような話しです。

ただ、シリーズを重ねるごとに、BL臭というか、あさのあつこ臭がぷんぷんしてくるのは気のせいでしょうか。
最近児童書から文芸に来る小説家の中の女性作家ってそういうの多い気がしますね。狙いすぎと言うか。
そこはちょっと頂けない。
BL読むなら大人しくルビー文庫やらプラチナ文庫でも読みますって。

それはさておき、両親を無くした高校生を主人公として、妖怪がでたりするお話です。
ただ、妖怪メインと言うより、一応生活メイン?なのかな。
特に高校生活の中での話が、かなり納得できるというか、説得力のある話が多いです。
主人公が一人暮らしで多少達観しているからでしょうが、先生達や問題児生徒(不良と言う意味ではなく、社会吹適合的な意味で)の行動やセリフ回しが生々しいです。

そういった意味では面白い作品でしょうか。
少なからずと過去先生たちに「この人の言っていることは間違ってるなぁ」と感じたことがある大人なら読んでほしい一冊です。
あるある過ぎて読みふけります。

まずはじめに、3月11日の震災で被災された方、およびその関係者の方々にお見舞いを申し上げて、一日でも早い復興をお祈りいたします。



さて、今回の震災では地震だけでなく津波、原発爆発など多くの二次災害が起き、様々な場所へ様々な被害がもたらされました。

戸塚の地元でもまさに水道水から放射能が検出されています。


そんな中で一部の大げさな報道やデマなどによって、不要な物資の買い占めやガソリンを求めた長蛇の列などが出来ています。

勿論、備えあれば憂いなしと言いますが、実際如何なものかと…。


戸塚はその方面へあまり詳しくありませんので、言及いたしませんが、少しでも何かの役に立てたらという気持ちで現在の書店の状況についてつらつらと書きとめておこうと思い立ちました。

書籍など正直命に直接かかわるものではありませんし、娯楽の域をでません。特に被災地の方々への直接の支援になるとも思いません。

ですが、少しでも被災してないないかたの不安、不満、ストレスを解消することによって買い占めなどの不安衝動を抑える行為を抑えられればと考えています。

私などが出来ることはささやかな義援金を寄付することとこれぐらいしかないことが口惜しいですが、それでも何処かでささやかな支えになればと思います。



■ 千葉の書店~地震発生後から現在~


勿論一部店舗では本棚が倒れる、スプリンクラーが作動するなどして営業困難な状況に陥ったところもあるようです。

何よりも問題なのは、余震による二次災害、計画停電による営業時間の短縮、物流の混乱の三つだと考えられます。


<余震について>

特に余震におきましては、戸塚の勤めている書店においても、二回目の余震で棚が破壊されたり、三回目の余震では防火の為に天井から下がっているガラスが大破してしまったりしました。傾いてしまっている棚があるにもかかわらず、営業している状況です。

ここをご覧になった皆さんには、余震時は落下書籍による怪我を避けるため、地震が起きた場合は店員の指示に従って速やかかつ落ち着いて店外へでてくださるようお願いいたします。

<計画停電>

計画停電におきましては、一部店舗などでは計画停電の一時間前などの事前の閉店を余儀なくされています。

実際その地区で停電がなくても、計画停電中はいつ電気の供給が断たれるか判りませんので、閉店してる場合もあります。

不便でしょうが、レジシステムや防犯の関係上、電気が供給されていない(または供給されない可能性がある)時間の営業は大変困難です。

書店をご利用される皆さまには、ご理解をいただくようにお願い致します。

また、多くの店舗では節電の為、一部照明を切っているところが多いです。

書店というものは基本的に書籍の日焼けを防ぐため窓がありません。照明がないと本当に店内は暗いですし、不便だと店舗側も承知していますが、ご理解ください。

また、計画停電による電車のストップでスタッフが出勤できない店舗もあります。戸塚のお店はそうでした。

入荷等の重要なことについては必ず店側で店頭に告知の張り紙をしていると思います。お店の人に聞くのもいいですが、まず最初にそう言ったものを探してみてください。お願いします。

<物流の混乱>

物流が大変混乱しています。

書籍入荷に関しては、ガソリンの買い占めが置き始めた14日ごろから、配送トラックのガソリンが用意できず、戸塚の店では入荷が二日に一度になってしまったほどです。書籍入荷に関しては、何かあった場合必ず店頭に告知がありますので、それをご覧になってください。

通常書籍の入荷だけでなく、3月出版予定の書籍など、軒並み発売延期になってます。そう言った場合は出版社等のHPに必ず告知されますので、どうか店頭で確認する前にご自分で確認してみてください。

これから注文する方などにおきましては、一部店舗ではお断りしている場合が多いと思います。なぜなら、問屋さんが一部壊滅的被害を受けてしまって在庫確認が未だに出来ない、そして物流が被災地への救援物資優先になっているため入荷がいつかお答えできない状況だからです。

出版社においても、ある出版社では事務所ビルが壊滅的被害で事務所移転などの措置をとっているところもあるようです。

店内でも棚が倒れてしまったところなどは復旧作業ができていても、データ上の在庫と店内在庫があっていない場合などが多く、探すのに時間がかかってしまう状況だと言わざるを得ません。

書籍だけでなく、ビニール袋、紙袋等のサービス品もまさに不足してる状況です。

ご理解とご協力をお願いいたします。



お客様にそう言ったところで不便をさせてしまうのは店員として心苦しい限りです。

「しょうがない」という言葉は使いたくありません。

それでもとにかく守ってほしいのは、「地震が来たらとにかく落ち着いて安全に逃げる」ということ。

書籍は意外と重く破壊力があります。うちどころが悪ければ死にかねません。

モールなどだと書店だけ慌てて客を出しているように見えるでしょう。とても異質だと思います。

でもちょっとの揺れでもお客様を退避させたからこそ、今回戸塚のお店ではあそこまでひどかったのに奇跡的に誰ひとり怪我ひとつしませんでした。

だから、地震の時は必ずスタッフに従ってください。

あと、エスカレーター、エレベーターには乗らないこと。

エレベーターは皆大丈夫だと思いますけど、エスカレーターもダメです。

脅すような感じになってしまいますが、止まってしまったエスカレーターに多人数が殺到すると、中のベルトが切れて一気に下に落ちる、という事態になりかねません。

実際韓国でそういった事件があったことを、戸塚は記憶しています。

まだまだ余震続くと思います。

計画停電も、夏どころの話ではないと戸塚は思っています。


お客様には多大な迷惑をかけると思いますが、なにとぞご理解をいただけると嬉しい限りです。


一日も早い日本の復興を祈って。私の出来ることを。



          戸塚 嶺