夜更けて、雨になりました。
冷たくはない、浅い春の雨です。
庭の満開の木蓮の白い花弁を濡らす
その雨滴が工房の窓から漏れる淡い
蛍光灯の明かりに照らされています。
そのたたずまいの静けさは常で
意志や心を鎮め沈める霧のようなものを
纏っているようでもあります。
今夜は、花器の形をとっています。
いつも、最初に意味は、なく、
ただ美しいと思える曲線を描き、
歪みを与え、浮彫り、
しなやかを累ね
ただ只管に形をつくり続けます。
翌朝、工房に戻り乾燥室にある作を見て、
自分が作ったことはわかっているのだけれど、
誰が作ったのだろうと、分離したような感覚を覚えることがあります。
絵付けもまた、同じような過程で
時間だけ

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は、早く過ぎる。
意味は、焼成後に徐々、顕れてくるようです。
、、、
水の言葉
時に輝き、瞬きに潤すもの、
波打ちながら、世界を統べり
渦巻きながら、透明を加える
水のその気息と息吹は、
龍神の形を僅かに成し
天舞の時の満ちるを待つ