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確定的にはわからないまでも宵闇が朝空にはっきりと移行してしまうその過程のわずかな時間。淡く優しい記憶が幻のごとく思えるそれと同様に薄く広がり消えてしまう一呼吸ほどの時間帯、その蒼い時間の前までには、なんとか窯詰めを終えてしまおうと、なにほどの意味もないにもかかわらず焦りにも似たものを不用意にもかかえて窯詰めをしていたのは、一昨々日夜の終り頃でした。その窯焚きが先程終了しました。夕立のあがった夜空には上弦の月があります。その半刻前には、二基目の窯の素焼きも終わっています。個展までに後何窯焚けるだろうか。充分な焼き色の大きな作がとれない窯が続いていて、次の窯ではといくらか祈りにも似た心持ちが支配的になっています。。。風のない夜に。