夜になって降り出した雨が、
今朝ひとつだけ咲いたツツジの花に
落ちています、
工房の窓からもれる明かりに照らされ
見えます。
扉の外、ポーチに出ると、
少しだけ吹く風に
新緑の楓の葉が揺らいでいました。
その葉のそれぞれの先端から、
小さな水滴が落ち、
蛍光灯の光を受け
ほんの僅かきらめいて
暗闇へ消えていきます。
暫くみていると、
それは、夥しい数の静かな
小さな光りの反復。
その-風と触れ合う大気の冷たさが
記憶の位置を幾分ずらしていくのが
わかる。
記憶の所在が、ここなのか、
それとも
風の中に過去の断面が含まれて
いるのか、わからない。
明日には、たぶん三つのツツジの花が
咲くようです。
今朝ひとつだけ咲いたツツジの花に
落ちています、
工房の窓からもれる明かりに照らされ
見えます。
扉の外、ポーチに出ると、
少しだけ吹く風に
新緑の楓の葉が揺らいでいました。
その葉のそれぞれの先端から、
小さな水滴が落ち、
蛍光灯の光を受け
ほんの僅かきらめいて
暗闇へ消えていきます。
暫くみていると、
それは、夥しい数の静かな
小さな光りの反復。
その-風と触れ合う大気の冷たさが
記憶の位置を幾分ずらしていくのが
わかる。
記憶の所在が、ここなのか、
それとも
風の中に過去の断面が含まれて
いるのか、わからない。
明日には、たぶん三つのツツジの花が
咲くようです。
