茶の道具展會津八一記念博物館
富岡重憲コレクション展示室
富岡氏の茶道の精神は
”茶碗と茶筅があれば茶を喫することはできる”
この言葉が印象的です
お茶は
作法から学び
お客様に一杯のお茶を差し上げること
石田光成の
”三献の茶”の逸話のように,
その帰途、喉の乾きを覚えて、ある寺に立ち寄り、茶を所望した。
寺の小姓は、
最初に大ぶりの茶碗にぬるめのお茶を一杯に入れてだした。
喉の乾いていた秀吉は、それを一気に飲み干したあと、
もう一杯たのんだ。
次に、小さめの碗にやや熱めにして茶をだした。
秀吉が試みにもう一杯所望したところ、
今度は小ぶりの碗に熱く点てた茶をだした。
喉の乾いている相手に
まず飲みやすい温めの茶をたっぷりだし、
渇きが癒えた後は熱い茶を味わってもらう
そして
三杯目はより熱いお茶を、と
相手のことを思いやる心
華美な茶道具がなくても
お茶を味わっていただくことはできる、
気持ちを込めて
心からさし上げる、おもてなしの心を
