工藤監督のデータ“解析”料理 トラックマンを有効活用――西日本新聞
今年から多くの球団で、トラッキングシステムのひとつ、トラックマンを導入と報道されている。トラッキングシステムとは、カメラやセンサーで選手の動きやボールの動きを追跡し、そのデータを収集して解析するシステムである。
トラックマンは、ドップラーレーダーを使ってボールの軌道や回転などのデータを収集する。そのドップラーレーダーはバックネット裏に設置されているので、実際に球場で見ることができる。
写真は京セラドーム大阪に設置されているものと、舞洲サブに設置されているもの。黒い正方形の板がそのドップラーレーダーである。舞洲サブは、観客席の後ろにあるので、すぐ近くで見ることができる。球場に行ったときには、是非探してみてほしい。
一方、カメラによる画像解析がPITCHf/xという。こちらはスポーツビジョンが開発したものだ。トラックマンとPITCHf/xの両方を使い、テレビ放送などに情報を提供しているのがスタットキャストと呼ばれるものだ。
トラッキングシステムで収集したデータを、試合の中継中に表示する。ホームランの飛距離、ボールの角度、初速、高さ、滞空時間を表示したり、野手がボールに反応した時間、走った距離、速さなどの数値を表示する。日本では、楽天のホームゲームでボールの回転数や、打ったボールの角度などを表示している。
こういうデータがあることで、今までの野球の概念や、作戦などが変わってくるかもしれない。

