がまんする時
僕の思考回路は、ほとんどといっていいほど、オートバイのレースの時期によってなりたっている。
ほんとに自分の中の教科書だと思っている。
でもその教科書のほとんどのことは、その当時、まったく理解できなかった。
「速く走るためだけのものがあればいい。」
本気でそう思っていた。
が、しかし、今になって違うと思っている。
競争、試合、そういうドライで真剣なステージでこそ、様々な人生経験が必要だと思う。
そういうストイックな瞬間というのは、その人の人生が凝縮されている気がする。
ある駅伝の強豪大学のコーチの話のなかで、
「ただマラソンを教えているんじゃない。人生を教えているんだ。」
スター選手になれる人間は、ほんの数パーセントの人間しかいない。
だが、それ以外の選手がやったこととゆうのは、無駄なのか??
そうじゃない。
普通の人達が経験できないことを自分たちは手に入れている。
「全てはこれからの人生のために。」
結果を求めることがプロの世界。
ただ、プロといわれる人種こそが、そこにたどり着くまでの誰もが気にしないようなプロセスすら大事にしている。
だから結果がでるんだ。
今はそう思ってます。
何をするにしても全てはそこにつながっていると思うと、つらいこと かなしいこと 楽しいこと すべてが大事に思えてくる気がします。
まだまだ
経験がたりない。
もっともっと
そう思えるようになりたい。