八百屋MBA | 卸人~OROSHIBITO~

八百屋MBA

ここ最近、農業の世界といっしょで、小売業界でも、引退していくお店があとを立ちません。


とくに個人商店といわれている人達です。


跡継ぎはいても、別の仕事をさしているなど、自分達の事業を継承させる動きはほとんどありません。


なぜか??


経営がなりたたなくなってきているからです。


朝から晩まで働き、家族経営やったから今までやってこれたが、それを息子には勧められない、ましてや受け入れられない。


最近、食育といわれる言葉がよくとられますが、高度経済成長の時代には個人商店さんで、食育を自然にまなんできていたのではないでしょうか・・


個人商店のキャラが濃い主人がいて、ただ物を売り買いするだけではなく、色々な会話の中から知識を得ていく。


そして、そういうことが毎日おきることで、野菜、果物になじんでいく。


現代のいまでは、そういう日常がなくなってきている。


わざわざ勉強しないと知識が得られない。



個人商店の衰退は、量販店の拡大が原因とされていますが、マーケティングを怠ったとも思われます。


時代が変わっていっているのに、姿、形がかわらないことが、逆に不自然に感じます。


今までは、それでよくても、駄目になる時期は必ずくると思います。



もしこのまま個人商店がすべてなくなれば、日本のどこにいっても、同じような風景の町並みしか見れない気がします。



そうではいけない気がして、どうやったら、果物屋さんと呼ばれるお店が生き残っていけるか考え中です。


淘汰される事業は、世の中に必要とされないから淘汰される・・・ある本の中に書かれていました。


世の中に必要とされる事業、企業となるためにも、よりハイレベルな取り組みが必要になってくる。


そして、取り組み方を考えださなくてはいけない。


毎日、朝の競り中に考えてます。


いつかやってみたい!!


八百屋MBA。。


勉強しよっとにひひ