ゆらゆら、拠って立つステージの上と下。目には見えない乗り越えられない壁、埋めてはいけない溝、それらが非現実な夢を見せる。僕はふらふらと、両側を見た。ステージの上から、下から、どちらから見ても、そこには壁があって溝があった。間に挟まってる状態って、楽しくないんだよ。何にしても。どっちかにいた方が楽しいに決まってる。でも、この目線から、視点から。壁を一次元的に捉えて。出来ることは?って考えると、やめられない。まだ、出来ることがある。だから、ゆらゆら、ここにいる。あとづけ。