ゾウの保育園 | NATURAL DAYS NOTE

ゾウの保育園

最近、NHKがすごい好きでよく見てるんですが、今日の夜は教育でゾウの保育園という番組がやってました。

タイトルだけでワクワクしちゃうんですが、内容はアフリカで群れからはぐれてしまった小さいゾウを人間が育てて自然に帰そうとしている団体の話でした。いろんな理由で幼少期に群れや家族と離れてしまったゾウを保育園という所に集めて、人間の手によって少しずつ自然に帰す。始めの2、3年はホントに人間が付きっきりで育てて、飼育員の方は寝る時まで一緒の小屋で寝てました。
食事もできるだけ母親の母乳に近いミルクを飲ませたり、試行錯誤して作った食事をゾウに食べさせてました。
驚いたのは、保育園ではゾウと人間がサッカーしてた事。ゾウの教育プランの一つらしいんだか、ボールを追って走るゾウがすごく愛らしかったです。

保育園は2、3年で出てその次は自然の中である程度自由に生活させる為、別の場所に移動。そこでは、少し年上のゾウとも生活し、群れの上下関係を身につけるそう。
最後の5年くらいは完全に自然の中で生活させ人間は見守る程度。最終的に自然に帰すのには10年くらいかかるそうです。

人間とゾウが完全に共生してるのも驚いたけど、本来の行き方を見失ってしまったゾウの手助けを人間が出来る事実がすごく打たれました。
人間のために生きているペットとかにあまり好意を持てない僕なんで、このゾウの活動は是非続けてほしいです。