尾西線とパノラマカー | NATURAL DAYS NOTE

尾西線とパノラマカー







久々に尾西線にのってお出かけ。


尾西線に乗ったのは多分高校生の時以来かなー。自転車通学でしたが、たまに電車で通学で尾西線を使ってました。学校の最寄り駅は無人駅で、駅に併設されている和菓子屋さんが切符の委託販売とかしてました。学生達も帰りにお菓子を買ったりして、おばちゃんといろんなこと話して、大事な高校生活の一部となってました。今は自動改札が設置されてて当時の面影がほとんどないのがちょっと寂しい感じです。


あとは、幼稚園か小学校か忘れたけど、初めて一人で乗った電車が尾西線でした。夏休みに祖父江町の祖父の家に行くのに観音寺から森上まで、今は走っていない3800系に乗って、たかが20分くらいの乗車でしたがすごい長い旅だったような気がしました。扇風機が回る車内、「ウォーン」とうなるモーター音、切符じゃなくて路線図みたいのに穴を空けてもらう乗車証を車掌さんに買って、ゴトゴト揺られて森上まで行きました。

森上駅では祖父がホームで待ってて、「よく来たなー」とか言われた気がします。当時は木造だった森上駅も今は近代的というか簡素な建物となってました。


そんな尾西線ですが、本日20年ぶりくらいにパノラマカーが走るという情報があったので、森上駅まで行ってきました。イベント列車は藤波から津島、佐屋を経由して尾西線を走行。終点森上では1時間の停車で記念撮影をしました。ちょっと前のブログにも書きましたが、引退間近のパノラマカーのイベントにはすごい人が来ます。普段はローカル線の森上駅にあんなにたくさんの人がいるのは始めてみました。尾西線を走るパノラマカーなんて僕の記憶の中では見たのとないので、鉄道ファンにはたまらなかったでしょうね。

叶うならば、イチョウの中を走る姿が見たかったのですが、そんな姿はもう見られないですね。