前回の記事で、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校に通う息子の「理数課題研究」について触れましたウインク


高2では、24コースの中からひとつを選び、1年かけてテーマ設定から研究まで行う、かなり本格的な探究授業が始まります。

​親としては「どんな面白いことをやるんだろう?」とワクワクしていますが、当の息子は、実験にも探究にもこれといって興味なし魂

春先は「大変らしいよドクロ」という噂ばかり聞いて、すっかり戦々恐々としていました。

ところが、いざ始まってみると、意外なほどスムーズ!テーマ決めも準備も、驚くほど淡々と進めていますびっくり

不思議に思って理由を聞いてみると、
​「先輩の研究テーマをベースにして、自分でもできそうな範囲で設定した」
​とのこと。

……なるほど。
独自性を目指すのではなく、あえて型のあるところから攻める。

これ、探究にそこまで熱量がない高2理系男子にとって、かなり現実的で成功確率の高い戦略かもしれませんニヤリキラキラ


なぜそう思うのか、その理由を深掘りしていきます。

理由① ゼロから生み出す苦しみからの解放!

探究の最大の壁は、何といっても手探り感だと思います。何を調べればいいのか、どこまで深めればいいのか、正解のわからない作業は、時間だけが溶けていきます。興味が薄い子にとっては苦痛でしかありませんあせる

でも、先輩のルートを参考にすれば「このくらいの規模ならできる」 という現実的なラインが一気に見えてきます。この見通しが、探究を進める上で大きな安心感につながります。


理由② 生きた情報という圧倒的アドバンテージ!

探究は「やってみたら意外と大変」がつきもの。想定外のトラブルの連続です。必要な器具の使い勝手や、データの取り方のコツなど、実践的な内容の多くも、ネットには載っていませんあせる

でも、先輩のルートを参考にすれば、無駄な失敗を回避し、最短ルートで進めることができます。実験に興味が薄い子ほど、このアドバンテージは大きいと感じます。


理由③ 本業とのバランスを死守できる!

探究はもちろん大事な経験ですが、高2理系男子にとっての本業は数学・英語・理科の基礎固めです。探究にのめり込みすぎて、受験勉強が疎かになっては本末転倒あせる

先輩の知見を借りることで、無駄な試行錯誤が減る、作業量の予測が立てやすい等のメリットを享受しつつ、余力を勉強に回すことができます。負担を最小限にしつつ、必要な経験をしっかり積めるのは有りだと思います。


というわけで、結論。
息子の性格や今の優先順位を考えると、過度な創造性を追い求めず、先輩の知見を借りて効率良く探究を進めるのは、非常に理にかなっていると思いますOK


SSH指定校に進学したものの、現状、息子には特に興味のある分野も、明確な将来の夢もありません笑い泣き

でも、この1年間の試行錯誤を通して、ほんの少しでも「あ、これ面白いかも」と思える瞬間が生まれたら嬉しい!

​たとえ最後まで興味が芽生えなかったとしても、理系大学に進む上で、この「型をなぞって実践する経験」は必ず役に立つはず!

省エネでもいい。
一歩ずつ、着実に。

息子なりのペースで進むこの1年が、実りあるものになるよう見守りたいと思います!照れ気づき