レバノンの首都ベイルート東部にある同国最大の刑務所で13日、



受刑者5人がベッドシーツを用いて塀を滑り降り、訪問者に紛れて脱獄し


た記事をみた。







ここで思い出したのが、これだ。






二人の精神患者が脱走を試みた。



シーツを裂いてつなぎ合わせ、窓から垂らすと、一人



がそれをつたって下へ降りた。



しかしまた上がってきて、言った。





「だめだ、短すぎる」




 そこで彼らは、服やら下着やら見つかるかぎり



のものを結びあわせた。




 最初の男がまたそれをつたって下へ降りたが、



また上がってきて言った。



「やっぱりだめだ。今度は長すぎる」