「ちょっちょっと、待ってくれ。助けてもらった手前なにも聞けなかったが。どうしてあんたが私のクエスト同行するのか教えてほしい。それにケガして行方がしれないシュウも気になる」

青年が足を止めて振り返った。

しかしその顔は不思議そうにアーリィアを見つめていた。

「にゃにゃ、話してなかったかにゃ?」

大まじめに聞いてきた。

そして少し腕組して考え込むと

「そうだにゃ。まずシュウは無事だにゃ。うーんと仙人様に預けてきたにゃ。そしてシュウのお願いでニャーが同行しているににゃ。だからシュウのためにもクエスト達成してランクアップするのにゃ」

そういうと拳を前に突き出し、がんばるぞーと言わんばかりにポーズをとる。


「状況はよく分からないが、緊急だから了承しよう。どちらかと言えばシュウよりあんたの方が頼りになりそうだからな。是非お願いしたい。今後不便だからあんたの名前を・・・・・・」

とアーリィアがそこまで言って気が付いた。

青年が肩を落として落ち込んでいた。

「そ、っそうか。シュウは頼りにならないいかにゃ。・・・・・・ははは」

そして名前は「シュウ君代理」でいいにゃと言うととぼとぼと歩きだした。

「ちょっと待てなぜあんたがそこまで落ち込む」

まったく意味不明だった。


左矢印思い出の太刀その17   思い出の太刀その19 右矢印


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