1.設定ファイル

/etc/postfix/main.cf


2.ログ

/var/log/maillog


3.linuxからのメール送信

Shell>>mail メールアドレス

Shell>>Subject:サブジェクト

 Shell>>test test test #本文を入力

Shell>>. #ピリオドで終わる

Shell>>CC: #CCを入力。空でもよい



*****エラーの対処*****

/var/log/maillogに以下のエラー文

Domain of sender address xxxxxx@localdomain.localdomain does not exist (in reply to RCPT TO command))


↑これはホスト名がデフォルト状態のままなので生じているエラー。ドメイン名を架空のものであってもよいのでFQDNに変更する必要がある。ホスト名の変更の仕方は別記事を参照。



-----------実践入門(本)まとめ--------------------

1.電子メールについて

 ・SMTPとはメールサーバー間の配送を行なうプロトコル

 ・POP/IMAPとはメールクライアントがメールサーバーにメールをとりに行く際のプロトコル

 ・MTA・・・・メールサーバー

 ・MUA・・・・メールクライアント

 ・MSA・・・・送信時にMUAからメールを受け取る→MTAに渡す(送信時のみの機能)

 ・MDA・・・・送信時にローカルユーザーへメールを振り分ける。受信時にユーザーにメールを振り分ける

 ・MRA・・・・MUAからの問い合わせ時にMUAにメールを渡す(受信時のみの機能)


 <送信側サーバー>           <受信側サーバー>

 MUA→MSA→MTA→ネットワーク→MTA→MDA→MRA⇔MUA

       ↓ローカル

      MDA


 ・Maildirはメールごとにファイルに保存(新)。Mailboxは一つのファイルに全てを保存(旧)。


2.Postfixについて

 ・メールはいったんキューに保管され、他サーバーや自サーバーへ送信される。

 ・受信時のプログラム

  smtpd/qmqpd→cleanup→incoming

 ・送信時のプログラム

  incoming→qmgr→smtp/lmtp/local


3.基本事項

 ・設定ファイルmain.cfのデフォルト設定確認コマンド

   postconf -d

 ・コマンドの絶対パスの調べ方

   whreis コマンド名  (root権限の場合、「which コマンド」 でもよい)

 ・環境変数の表示

   printenv

 ・シェル変数の変更

   変数名=値(例:$PATH=$PATH:/usr/sbin:/usr/bin)

 ・シェル変数を環境変数に反映する

   export 変数名=値

 ・exportで変更された環境変数はログイン後、元に戻る

 ・環境変数の変更を永続的に維持するには

   vi ~/.bash_profile

  を直接編集

 ・.bash_profileの編集内容を再ログインせずに反映するには

   source ~/.bash_profile

 ・yumがsourceからのインストールより有利な点

   ①互換性が保たれる

 ・ポートの開放確認コマンド

   netstat -ln | grep tcp | grep 25

 ・useradd時にホームディレクトリを作成しない

   useradd -d /dev/null -g hoge hoge

 ・useradd時にシェルを利用しない

   useradd -s /bin/false -g hoge hoge

 ・yumでインストールされるソフトの情報

   yum info ソフト名(postfixなど)

 ・キューにたまったメールを見る

   postqueue -p

 ・キューにたまったメールを削除

   sudo postsuper -d -ALL deferred