イサクの息子ヤコブは、主と聖約し、アブラハムに約束された祝福を受け継ぐという約束を受け,イスラエルという新しい名前に変えられましたが、苦労や苦しみ、葛藤がたくさんある人生の道のりを歩んできました。

それは家族関係の中でのチャレンジでした。約束を受けている素晴らしい祝福は、子孫に関わる未来のことだったので、聖約のうちの、主に対して自分が約束したことを果たすというところで、苦難があることによって、主をいつも思い起こし、仰ぎ見て頼り、恵みを求めて、主との約束を忘れないで、聖約を尊ぶ気持ちを持ち続けて歩むことができたのではないかと思いました。安楽で平安に満ちた道のりだったならば、主に助けを求め、頼るということを、苦難の時に比べたら忘れがちになります。兄エサウとの間の過去のいさかい、自分の弱さや、これから先の心配や恐れと苦闘し、主に心のうちを注ぎ出して告白し、仰ぎみて助けを求めて、組み打ちした主の御使いから祝福を授けられ、いただいた新しい名前「イスラエル」の意味は、『屈することなく神に取りすがる者』という意味であると学びました。自分の弱さについてや、葛藤や恐れなど、心の内を祈りの中で神様に正直に謙遜になって注ぎ出すことを忘れないようにしたいと思いました。それと同時に自分もバプテスマの時にイエスキリスト様の名前を通して天の御父と約束したことを守って歩む時に、神様は御心の時に必ず苦難から救い出して、恵みをくださるという、主への信頼を揺るぎないものにしたいと思いました。