卓上サスペンス劇場感想 [神隠しの森 / ネヴァーランド狂想曲] | *Aquril-Mythra*

*Aquril-Mythra*

主にTRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)のセッション記録&感想をつらつらと綴る、t*a*r*oの個人的ブログです\(^o^)/
Neuro/CrowD系アクトの感想もこちらに記載したいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!(`・ω・´)
[Twitter→@tokitobito]

2月第3週の月曜日は、(自分がひっそりと管理人をしている)mixiの「卓上サスペンス劇場(卓サス)」コミュニティの記念すべき第1回セッション会でした!

 

この「卓上サスペンス劇場」は、同人サークル「なめくじたべぞう」さん制作の傑作で、その名の通り「サスペンス」「ミステリー」等、「探偵ドラマ」をテーマとしており、その最大の特徴は「プレイヤーのメタ推理が不要で、ボードゲーム感覚で遊べる」つまり「プレイヤー自身が頭を捻って推理せずとも、ゲームを進めていくうちに推理した気になれる」という素晴らしいシステムです!

 

今回はmixiコミュニティでプレイヤー募集をかけさせて頂いたところ、幸いにも参加希望の方が規定人数集まり、無事開催の運びとなりました!

 

シナリオはいくつか持っていったのですが、以前執筆した拙作「神隠しの森」「ネヴァーランド狂想曲」の2本をチョイスしてプレイ頂きました!

 

XZXZXZXZXZXZXZXZXZXZXZXZXZXZ
■セッション情報

・シナリオタイトル:神隠しの森 / ネヴァーランド狂想曲
・出典:オリジナル(t*a*r*o作)
・GM:t*a*r*o
・プレイヤー数:4人
・プレイ時間:2.5時間(神隠しの森) / 2時間(ネヴァーランド狂想曲)

 

■シナリオ導入
★神隠しの森

N県Z市―自然豊かなこの街には『神隠しの伝説』があった。
曰く「蛇神(へびがみ)さまの森には何人たりとも入ってはならぬ。そこに足を踏み入れたものは、蛇神さまの怒りを買い、何処にもない彼方へ連れ去れてしまうのだ―」というもの。

 

地元の小学生『タケル』は同級生の『マリ』に誘われ、『蛇神の森』に足を踏み入れ行方不明となってしまう。

 

PC達は『伝説』の真偽を突き止め、無事『タケル』を連れ戻すことが出来るのか―?

 

★ネヴァーランド狂想曲
N県Z市―この町は、上質な水資源が豊富にあることから、美容関連企業の研究所、飲料メーカーの工場を抱える工業都市の一面もある。

 

そんなZ市に今、未曾有の危機が訪れていた。それは市民の一部が『幼児退行』してしまったのである―心だけではなく身体もー。
老若男女問わず 3~4歳の子どもになってしまったのだ。

 

PC達はこの異常事態を食い止め、町に再び平穏を取り戻すことが出来るのか―?

 

■キャラクター紹介
卓サスのパーソナリティは、特技のリソースとなる「タグ」をイメージ元にして決定するのですが、このタグ、これまでほとんどの方はランダムダイスによって決定していて(自分で選択することもできます)、プレイヤー本人も想像していない面白いキャラができあがる傾向にありますw

 

【PC1】古風なバーテンダー
▽深田 聡一郎(プロフェッション×クリミナル)[プレイヤー:シャルクさん]
外見は渋い印象の年配の男性。しかし「違法活動(クリミナル)」のタイプであることから分かる通り、アングラな世界にも通じている、侮れないバーテンダー。

 

今回は、パーティの良心、というかフォロー役に徹して頂いて助かりましたw
エンディングのアングラ演出は特にカッコよかったです!
若返りの薬に興味を示すおちゃめな一面もw

 

【PC2】キラキラ系(!?)カウンセラー
▽海堂 凛々花(マネーパワー×プロフェッション)[プレイヤー:みるきーさん]
印象タグが「キラキラ系」、物品タグが「ナイフ」と出たことから、「どんな状況においても取り合えずナイフをちらつかせる」という危険な人物にw
(しかもナイフは無駄にデコられてキラキラしているw)

 

泣き喚く子供もナイフを与えられてニッコリ!
なんというか、今回のセッション会の場というか空気感を圧倒的に支配していましたw

 

【PC3】天使系芸人
▽“天使1号”法隆寺 悟(アンラッキースター×アンラッキースター)[プレイヤー:イマゼ鬼さん]
売れない芸人ユニット“天使とデビル”という、なんだか頭悪い感じの天使の方w(印象タグが「天使系」だったw)
ちょっと言葉では上手く説明できませんが、とにかく美味しいキャラでした!というか美味しすぎたwww

 

特に、特技「誤認逮捕」(有利な情報が得られるが、自分も容疑者の1人になる)「勘違いにも程がある」(敵の攻撃対象を強制的に自分にする)の使い方は秀逸でした(大爆笑)

 

【PC4】さわやか記者(偽)
▽ユリア=アリサカ(スクインツ×レイジーバード)[プレイヤー:momo]
予定していた参加者の方が急病で来れなくなってしまったため、momoに急遽参加してもらいました。

 

えーと…キャラクターですが…一言でいうとなんかトチ狂◎てましたw

「抜群の推理力と千里眼で、すべての事件(特に殺人事件)を予測する能力があるが、実際に事件が起きるのを待ち、事件現場に取材に行き(自分の予測が正しかったことを確かめ)ニンマリする」…という…

 

サイコパスかお前は!その力、事件の防止に使おうよ!?www

 

■セッション感想
・久しぶりの卓サスGMということで、大分カンが鈍っていましたが(一部、トリガーを無視して情報の捜査を許可してしまった汗)、やってみるとなかなか楽しいもので、僕自身も卓サスを楽しんでプレイできました。
ご参加のみなさん、どうもありがとうございました!

 

・今回ご参加頂いたイマゼ鬼さんは、卓サスは初めてのプレイということでしたが、すぐにゲームシステムを理解し、経験者以上(?)の積極性を持ってプレイに臨まれていて、大変助かりました&感服しました!

 

・プレイヤーの方々は至って常識人の方々でしたが、今回も例によって出来上がったキャラクターたちはとても個性的で、ところ構わずナイフをちらつかせたり、ローティーンポルノ雑誌を持っていて誤認逮捕されたり、容疑者に殺人を示唆したり、事件の証拠品である薬物を裏ルートに流したり、と、とても楽しい面々でしたw

 

…なめくじたべぞうさん製TRPGの、自然とこういうキャラが出来上がってしまうところ、ホント面白いと思います!w

 

・今回のセッション会はスモールスタートということで試験的に1卓のみの、ほぼプライベートセッションでしたが、次回以降も開催しゆるゆると規模を拡張できたら良いなぁ、なんて思っています。

 

どうぞ、その際には皆さまよろしくお願い致します!m(_ _)m

 

■雑感
・自分的にドン引き(笑)だった点

ユリア(momoのキャラ)「んモゥゥ…!!殺人もできない犯罪者のクズめッ!! もっと早くその毒薬をダムあたりにブチ込んでれば、アタシの取材もハッピーだったのにイ!」
(机をバンバン叩きながら、さめざめと泣く容疑者に向かって)

 

あー、なんかこういうプレイング見たことありますわー…主に千葉県の某市に集まるセッション会でですが…
XZXZXZXZXZXZXZXZXZXZXZXZXZXZ

 

そんな訳で、第1回卓サスセッション会、無事に終了することができました!
ご参加の皆さん、どうもありがとうございました!

 

今回不参加の方も、次回以降で機会がございましたら是非参加頂けると嬉しいです!
(最近はトーキョーN◎VAばっかりやってますが、卓サスセッション会も続けていきたいと思いますので!)

 

どうぞよろしくお願い致します!m(_ _)m