6月第二週の日曜日は、霧海正悟先生のシノビガミ(戦国編)にプレイヤー参加させて頂きました!
タイトルは「姫の祈り、その向こうに」。この日同卓させて頂いた方のお誕生日祝いに、霧海先生が書き下ろしたオリジナル・シナリオということで、プロの小説家先生ならではの技巧が凝らされており、大変ドラマチックなストーリーでした!\(^o^)/
また、同卓頂いたメンバーのお二方は、一度池袋の飲み会でたまたま同席し意気投合した方々で今回がお初のセッションだったのですが、とてもロールプレイがお上手の演技派で、シノビガミという難しいシステムにも関わらず深みのあるTRPGプロレスを堪能させて頂きました!
どうもありがとうございました!
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シナリオタイトル:姫の祈り、その向こうに
出典:オリジナル (霧海正悟先生作)
プレイヤー数:4人
プレイ時間:5時間
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以下、感想です!
まずは、セッショントレーラーをご紹介。
…今は昔、戦国の世。
ちいさな国のちいさな城に、彼女はいた。
記憶をなくし、己が何者かわからぬまま、
領主に守られ、穏やかに幸多く日々を過ごしていた。
けれど。
…ああ。
もしも一つだけ願いが届くのなら―――
もしも一つだけ祈りが届くのなら―――
あなたはなにを願うのだろう?
そして、わたしはなにを祈るのだろう・・・?
このどこまでも遠い空に。
シノビガミ戦国編・乙女セッション
「姫の祈り、その向こうに」
たとえ、ささやかな願いでも、
どうか、いつか、叶いますように―――
…ここで「START」ボタンを押したら本編が始まりそうな乙女ゲー感満載のトレーラーですが、今回のお話はPC1のプレーヤーさんの
「乙女力溢れる女の子をプレイしたい!」
というご要望に応える形で、乙女テイスト溢れるシナリオを作られたということですw
上記トレーラー通り、この「姫」ポジションのキャラクターがPC1となり中心に物語が展開されていくのですが、キャラクター配置は、記憶を失くしPC2の居城の中庭に倒れていたところをPC2に保護される少女(PC1)、PC1を保護し好意を向ける(ことになる)若き小国の領主(PC2)、数か月前にPC2の国に来訪し、PC4のところに厄介になっている流浪人(PC3)、PC2の家臣の武芸者(PC4)という感じになっています。
そして上記設定の他に、各PCにはシノビガミの最大の特徴である「秘密」(他のプレイヤーには明かせない裏設定。判定により他人の秘密を知ることが出来る)があり、これがストーリーに深みを与えていました。…まさか戦国編なのに○●◎モノだったとは…Σ (゚Д゚;)
「秘密」の内容は(ネタバレになってしまうので)ここでは(下記白黒反転部以外に)言及を控えますが、どのキャラクターの秘密もかなり濃厚で、それぞれの思惑が華々しくぶつかり合う、濃密なロールプレイが展開されていました!
特に今回は、プレイヤー自身も知らない自PCの「追加秘密」があり、これには本ッッ当ッッに(プレイヤーが良い意味で)当惑させられました!
(自PCの「秘密」はセッション前に知っているので、ある程度「秘密」の設定に即したムーブができるものの、「追加秘密」はその場で渡されるので、演じているプレイヤーがびっくり!するという仕掛けになっています)
僕は今回(ダイス神の思し召しの結果)PC3の流浪人枠になり、イチャコラするPC1とPC2にチャチャを入れる間男ポジションをやろうと思っていたのですが、この「追加秘密」のせいで(期せずして)中学生男子が遭遇したくないシチュエーション№1をやってしまうハメに!
…いやね、なんというか、これトーキョーN◎VAならかなりの精神ダメージ入ってますって!
(↓以下ネタバレ)
まさか、チョッカイ&セクハラをした姫が自分のお母さんだったなんて!
お世話になったAVモデルが自分のお母さんでした、的な…
(↑ネタバレここまで)
いやー…やられましたわー…霧海先生恐るべし…(;´Д`)
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今回のストーリーは「敵対型(プレイヤ―同士の戦いや争いを想定した配置)」でも、「協力型(プレイヤー同士が協力してミッションに立ち向かう配置)」でもなく「特殊型(上記に当て嵌まらないタイプ)」ということで、TRPG慣れしていない人には相当ハードルが高い「高度なTRPGプロレスを要求される」お話でした。
(もっとも、シノビガミというシステム自体がかなり高度なTRPGプロレスを要求されるような印象がありますが)
ですが、同席頂いたプレイヤーさんは今回がお初にも関わらず、きちんとプレイヤーのレイヤーとキャラクターのレイヤーを分けてコミュニケーションを取って頂き、「ここは私は~と考えているのですが、~さんはどうですか?」「キャラクターとしては~という行動を取ろうと思うのですが、~さんはどうしたら動きやすいですか?」と持ちかけて頂く等々、TRPGプロレス力の高さを感じました…!すごい…!
(そしてキャラクターのレイヤーでは、感情がぶつかり合う迫真のロールプレイが展開されるのだからなおスゴイ!)
キャラクターに没入して、深みのある演技ができる方ももちろんスゴイですが、きちんとプレイヤーとキャラクターのレイヤーを区別して、互いが気持ちよく遊べるように気遣える方はホントすごいなぁ、と思いました!
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…そんな訳で、「シノビガミ」という難しいシステムにも関わらず、濃密な気持ちの良いセッションを堪能させて頂きました!
霧海先生はじめ、ご同卓頂いた皆様、どうもありがとうございました!\(^o^)/
幸いなことにまたこのメンバーで遊ぶお約束も頂けたので、次回もとても楽しみにしています!