以前、「ベクター4シーズンスに履き替えたら燃費が良くなった」という話をしたと思います。

 

ただ、先日走り慣れない道を走って、あまり燃費が伸びなかったので、今度はその話です。

基本的に慣れない道は燃費が良くならないことが多いと思います。というのも、交通状況の先読みが難しいので、急にブレーキを踏んでしまうことがあるからです。

 

例えば、急な上り坂、下り阪が続く道を走っている場合、下りに差し掛かる時にアクセルを踏んでしまうと、どんどん加速してしまい、ブレーキを踏まざるをならない状況になってしまいます。

次に上り坂になると今度はアクセルを踏まなければならず、上り坂なので燃費が悪くなります。

当たり前の話ですが、ベクターの場合は転がり抵抗が低いので、下り坂で加速しやすくブレーキの踏み方も強くなってしまいます。これではタイヤの特性が活かせず、燃費が悪くなるどころか、ブレーキに負担がかかってしまいます。

 

同じことは、市街地にもいえます。例えば比較的空いて走りやすく、スピードが出やすい市街地道路で、信号と信号の間の流れが比較的高速であるに関わらず、信号の変わり目にブレーキを踏まなければならない状態があって、漫然と運転していると、ついついスピードを出しすぎてブレーキを踏むことになってしまいます。また、赤信号でスタートするときに、流れに合わせて走り出すとアクセルを深く踏まざるをえなく、そこでも余計に燃料を消費してしまいます。

 

対策としては  :

上り下りは、下るときはでけるだけアクセルを踏まずに惰性で下るようにします。ブレーキは最小限度にします。登るときには出来るだけ惰性で登るようにします。ただ、安全のため最大スピードがでけるだけ上がらないようにします。

信号間の走行は、アクセルを出来るだけ踏まないようにし、スピードを出しすぎないようにします。停止するときは可能な限り前の車と間を開けて止め、遠くから信号を見るようにし、信号が近づいてきたら、例え青でもスピードを落とし気味にする。

いずれも、道の状況を把握した上で、リズムに乗ってできるようにある程度道に慣れないと難しいと思います。

 

これらの心掛けも、プリウスの燃費走行に通じると思います。