ドニゼッティ愛の妙薬、つづき | アルページュの日記

ドニゼッティ愛の妙薬、つづき

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解説(ポイント)

【1】 ドニゼッティの人気オペラ
 
ドニゼッティはその生涯で
70にも及ぶオペラを作曲しました。
その中でも、
きらりと光る名作として人気が高いのが、
この『愛の妙薬』です。
初演されたミラノの
カノッビアーナ劇場の劇場主の依頼で
作曲を引き受けたドニゼッティは、
このオペラをわずか
2週間で完成させたと言われています。
ドニゼッティの筆の速さは有名で、
職人芸の域に達していました。
初演も大成功で、
1か月連続で上演されています。
 
【2】 哀愁漂うオペラ・ブッファ
 
物語は「愛の妙薬」をめぐる
たわいもないコメディーと
なっていますが、
オペラの中では時折、
実に哀愁漂う音楽が耳に入ります。
喜劇の中に、
ふと心にしみる音楽が混ざっている
という不思議な雰囲気が
とても魅力的です。
アディーナも単純に
高飛車な地主の娘ではなく、
内心はネモリーノに心を寄せ、
ネモリーノもただの野暮な男ではなく、
純粋さから引き出された
熱い心を持っています。
こうした二面性を楽しめるオペラです。
 
【3】 アリア「人知れぬ涙」
 
やはり何と言ってもネモリーノが
第2幕で歌うアリア
「人知れぬ涙」が最大の聴きどころです。
テノールのアリアの中でも
指折りの名曲として、
オペラ・ファンに親しまれているこの曲を
お目当てに、
『愛の妙薬』を観たいと
思う人も多いのではないでしょうか。
このアリアのほかにも、
名アリア、名二重唱が目白押しなので
見逃しませんように!