丸卓 風炉 濃茶点前 続き2
28、亭主はこれに答え、
「幾世の昔でございます」
「一保堂でございます」
「青梅ございます」などと答える。
29、亭主は末客の喫み切りで、居前に戻り、取り柄杓をし、水を釜に一杓さし引き柄杓をする。
30、建水後ろの帛紗を腰につけ、茶碗が客より返るのを待つ。
● 正客は、末客より茶を喫み茶碗を下に置いた時、「お茶碗の拝見を」と請う。
● 末客はこれを受け、喫口を清めてから正客の前に持って出る。
● 正客は、次礼をして茶碗の拝見をする。
末客が拝見を終わると、正客との出会いで、正客に返し、正客は正面を正し、出された位置に返す。
■ 楽茶碗以外のものを使った時、末客は喫みきると、茶碗を膝前に置き、古帛紗をたたんで、縁内左に置き、正客からの拝見を受ける。
| 拝見の仕方 茶碗、古帛紗の順に拝見をし、正客と末客の出会いで正客に返し、正客は茶碗を出された位置に返し、古帛紗を扱って、正客から見て茶碗の左に返す。 |
31、亭主は、茶碗を右手でとり、左手で扱って左手で膝前に置き、主客総礼をする。
(この時、茶碗の問いがあれば、これに答える)
■ 亭主は楽茶碗以外のものを使った時、茶碗が帰ると、まず古帛紗を右手で取り、一手で懐中し、茶碗を右手で取り込んで総礼をする。
32、柄杓を下からとって湯を汲み、茶碗に入れ、置き柄杓をする。
33、すすいで建水に捨て、茶碗を左手で膝前に置き、仕舞いの挨拶をする。「お仕舞いいたします」
34、取り柄杓で水を汲み、茶碗に入れ、引き柄杓をし、しまいの茶筅通しをし、茶筅を元の位置に置き、水を建水に捨て、茶巾を右手で取り、茶碗に入れ、膝前に置き、茶筅を入れ
35、茶杓を右手で取り、建水を左手で引き、左手で帛紗を取り、茶杓を握り込んで帛紗を捌く。茶杓を二度拭いて、茶碗にふせて置き、
36、茶碗を右手で右横を持ち、少し左に寄せ、茶入も右手で、茶碗と置き合わせる。(中仕舞い)
■ 小間の場合は、茶杓を拭いて茶碗にふせておき、帛紗を建水の上で払い、腰につけ茶入を右手で水指前右のほう、初めに置き合わせた位置に置き、右手で右手前に持ち替え、茶入と置き合わせる。(本仕舞い)
■ 本仕舞いの時は、茶碗を右手で手前を取り、左手で左横、右手で右横の三手で勝手付きに置く。
37、帛紗を建水の上で払い、腰につける。
38、柄杓を上からとって水指から水を汲み、釜に一杓入れ、湯返しする。
39、柄杓を構え、釜の蓋をし、柄杓を蓋置にひく。
40、水指の蓋を三手で閉める。
● この時、正客より「茶入、茶杓、仕覆、拝見」があればこれを受け
41、柄杓を右手で取り、左手に持ち替えて、建水にたたみ、蓋置を建水の下座に置く。