熱くなる主題歌

 

もうこのネタがネタ欄に見当たらなかったが、なくなっちゃったのか?


私が「熱くなる主題歌」は、まだまだあるぜ。書きたいから書いてしまうぞ。


これが前回の↓

 


よし、作品も観てるのを書いてるし、やっとこさ、まともになってきたというものよ。

 

今回はあれだ、「頭文字D」とm.o.v.eの特集よ。※third stageまでだけど


 

頭文字D(1) (ヤングマガジンコミックス)

 


言っとくけん、私は自転車しか持ってねーし、免許はあるけど、上手く駐車とかができんぐらい運転は下手だ。

自転車で行ける範囲の場所なら、車より自転車の方が着くのが早いからね。私の場合。


でも「頭文字D」は、third stageまで観たぞ。third以降は、何というか、超人同士が超マシンに乗ってバトルをする感じになるので、私の中の好きな「頭文字D」像ではなくなってしまった。加えて、話が私には難しくなって、ついていけなくなってしまったのだ…。無念…。


自分がトロいからなのか、車とかバイクとか好きな人、上手く操れる人には、ある種の敬いや憧れる部分もある。だって、自分の身体より大きいものや、自分より速く走れるものを操れるんだぜ?それだけでスゲーことだと思うんだ。


で、「頭文字D」のアニメといえば、m.o.v.eだな。自分の中では「頭文字D」の世界観とm.o.v.eの世界観は、イコールに近くて、「頭文字D」のアニメに使用されていない曲も、「頭文字D」の世界を連想する。


・「around the world」 m.o.v.e

  

around the worl

 

 


・「BREAK IN2 THE NITE」 m.o.v.e

 





BREAK IN2 THE NITE

 

  

・「Blazin' Beat」 m.o.v.e

Blazin’Beat

 

 

 ・「Rage your dream」 m.o.v.e 


Rage your dream/around the world

 

 

 

これらは「頭文字D」の初期のオープニング、エンディングだ。やっぱり「around the world」、「BREAK IN2 THE NITE」、「Rage your dream」は、アニメの序盤の様子を思い出すなぁ…。


車が好きで早く自分の車を買いたい樹(いつき)と、車の車種などには無頓着な拓海(たくみ)。そんな2人がバイトするガソリンスタンドには、シルビアS13乗りで秋名スピードスターズのリーダー池谷先輩が働いていて、チームのメンバーで池谷先輩の友人、180SX乗りの健二(ケンジ)先輩もよく遊びに来る。


そんなある日、秋名スピードスターズに、高橋兄弟率いる赤城レッドサンズという強いチームがバトルを申し込んできた。秋名スピードスターズは赤城レッドサンズの挑戦を受けるが、代表の池谷先輩はバトル前に事故ってしまう。


池谷先輩の代わりに代表として走るのは拓海。なんと拓海は毎朝、実家の豆腐の配達で秋名山をハチロクで走りまくっていた。バトルの前にも、配達の帰りに赤城レッドサンズの高橋啓介のRX7(FD)をぶっちぎっていた…。


…まぁ、「頭文字D」は、こんな感じで始まるんだけど、自分にとって、特に序盤は印象が強くてさ。


車を買いたい樹と無頓着な拓海。まずここ。


樹の視点だと、拓海よりも自分の方が車の知識や魅力をわかっているという感じがあるよね。


で、バイト先には自分の車を持ってて、チームもやってる憧れの先輩達がいるわけだ。


で、池谷先輩や健二先輩達からすると、樹と拓海はかわいい後輩じゃんね。


で、赤城レッドサンズは、秋名スピードスターズからすれば、ある意味、現実離れした超人とか超マシンの集まりだね。若いのに車にお金かけてて、テクニックも上。


そんなチームの番を張ってるような奴を、車の用語とか知らない拓海があっさり抜いちゃうわけだよ。しかも、豆腐屋の配達に使ってる古いハチロクで。


啓介が初めて拓海のハチロクにぶっちぎられるところはスゲー好き。調子に乗ってる啓介が後続の車をちぎれなくて、「MR2か?180SXか?」なんて不思議に思ってたら、カーブで車が見えて「ハチロクだと?」みたいな。


で、啓介はムキになってるけど、拓海はいつもの配達の帰り道みたいな感じなのね。その温度差もいいよね。


この逆転現象の連続が良いんだ。どこまでも上には上がいるという。話が進むにつれて、超人さや超マシンさが増していくのだが、現実的には、樹や池谷先輩達が等身大なんだと思うのね。


私は池谷先輩が事故った時に、愛車のシルビアS13に謝るシーンが好きでなぁ…。直ったら、また一緒に走ろうな…的なことを言うんだよ。あそこ泣く…。あ、あれは原作だけだったかな?アニメだと多少、省略されていたような…。


樹もハチロクと間違えてハチゴーを買って、少々恥もかくのだが、拓海には高校生ながら自分だけの車があって羨ましいと言われたりして、自分の車を愛するようになる。


こういうの実際に車を愛する人達なら頷けるエピソードだと思うんだ。


「around the world」は、そんな世界の広さを感じるような曲だ。歌詞がまた熱いんだよな。新しい気持ちになれるというか、何というか、世界は物凄く壮大なんだけど、あくまで等身大を忘れないような感じがあって良いよね。超人的なドライビングテクを持つ拓海だけど、それは夜の峠での話。学校でそれを知るのは樹だけ。他の高校生みたいに恋をしたりもする拓海。やっぱりどこまでいっても等身大(リアル)は切り離せないというか、一生の付き合いなのだろうなと感じる。


「BREAK IN2 THE NITE」は、軌道に乗るまでの転がりや戦い?のような感じがするかな?マイナスの中でプラス(希望)を見出だすみたいな感じだろうか。若い頃に聴いていた音楽はそんな曲が多かったように思う。


豆腐の配達で使っているハチロクに乗った拓海が秋名山で、赤城レッドサンズの高橋啓介に勝ったという話が走り屋界隈で広がって、今度は別のチームとバトルすることになったり、拓海の走り屋LIFEが転がり始めるのね。拓海自身も、車のことや走ることを意識し始めていく。


まぁ、実際アニメだとfirst stageの後半からこの曲に変わるのかな?最初は車の運転=豆腐の配達だった拓海が、走り屋として意識し始めたぐらいかな?


また同じような話になるけん、等身大の部分もしっかり健在なのね。峠やバイト先ではちょっとしたスターな拓海も、まだ高校生なので学校に行ってる。で、ちょっと恋愛したりしてる…。車のバトルとは違う意味で、日常も競争みたいな部分てあるよね。


「BREAK IN2 THE NITE」は、この「頭文字D」的には、ギャップのある二重生活に戸惑うような感じも出ている気がする。


まぁ、自分の好きな「頭文字D」の魅力がこの辺りにあって、等身大な登場人物達がいて、超人達や超マシンの凄さが際立つという点。


で、皆、普段は仕事だとか学校だとかがあるっていうね。そんで皆、根底は車好きの人達。


拓海の車も横に「藤原豆腐店」て書いてるあるし。すごいバトルで忘れそうになるけど、冷静に考えると配達で使っている車なんだよなと、等身大の部分に気がつく。


エンディングの「Rage your dream」に集約される感じかな?仕事、学校、恋愛、自分の課題、車が好きな人達もいろいろいて、それぞれの私生活が置かれている環境や状況もいろいろ。


この曲、拓海とのバトルで慎吾のシビックがクラッシュした時、それまで仲が悪かった池谷先輩達が慎吾を助けに来るんだけど、その時にもかかってたなぁ。あと、池谷先輩が真子との約束に間に合わなかった時も…。前者は、現実は思ったより捨てたもんじゃないみたいな感じで、後者は、現実はそんなにドラマチックにはいかない

みたいな感じなのかな…?良くも悪くも等身大というか、人は常に何かしら追い求めてるんだなと…。


「Blazin' Beat」は、second stageからなんだけど、first stageより少し軌道に乗ってきた感じ。軽快に駆け抜けていく感じの曲だな。second stageはエンペラーというチームが登場する。エンペラーは自分達がバトルに勝つと相手チームのステッカーをカットして自分達の車に貼り付ける。屈辱的な仕打ちだ。まぁ、second stageは、そんなエンペラーを混ぜた新しいSTORYが展開される。


そして、


・「Gamble Rumble」 m.o.v.e 


Gamble Rumble

 

 

 

「Gamble Rumble」は知ってる人も多いのかな?なんか、m.o.v.eの話になると、この曲の話題になることもしばしばあるように感じる。


third stageの曲なんだが、third stageが劇場版だったこともあるかもしれん。上記した4曲の集約というか、昇華というか、極めつけな感じがある。歌詞も、耳が痛いというか、迷いを振り切ってひたすら未来へ向かって走るような内容だな。そして何といってもスピード感。今までのハイライトがサブリミナル効果のように高速で脳内再生される感じだろうか。


主題歌として作品とリンクしている点も色濃く出ているように思うし、何というか、車に乗る人も、乗らない人も皆、走ってるんだよ。精神的に。人生を。そんな感じがするよな。「頭文字D」も成長していく感じがあるもんなぁ。


↓このバージョンも。

 

 

こちらも好き。最初の「Gamble Rumble」は、少し緊張感のあるボーカルスタイルだったが、こちらのバージョンは、力強くも滑らかな感じとなっている。どちらも違った良さを感じるなぁ。どちらも熱い名曲。何かと大切な時に聴いたり、脳内再生されたりする曲。


そんなわけで、「熱くなる主題歌」、third stageまでであるが、「頭文字D」とm.o.v.eについて書いてみた。


 

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