ダイエットというか「カノン食」というものがある。

1日のうち1食は250gを摂るというもの。

書評は両極端だったが、

私の体型が指摘通りの体だったので自己責任で実践してみた。

やってよかったとは思うがちょっと危険な点に気がついた。

最後に感想と注意点をまとめてみる。

 

 

食べ物により体に溜まりやすい(太りやすい)場所があるらしい。

 

著者が自分の名をつけた食事メニューをカノン食と呼び

下記の構成になっている。

 

・白米:100g(女性用茶碗半分)

・肉か魚:100g(魚切り身一切れ程度)

・生野菜:50g(小鉢1杯)先に食べる

 

飲み物は水かミルク・砂糖などのないお茶・ブラックコーヒーなど

たんぱく質は●gとか考えず食材のg数で考える。

これを1日1食はこの構成で食べろということだ。

とりあえず2wkなど期限を決めて実践をする。

 

 

10日ほどで44kg(骨格筋30%、体脂肪22%)となった。

体重計が壊れたと思ったら2日後には50kg(骨格筋29%、体脂肪25%)に戻った。

 

今まで便秘になったことがない人間が2日間お通じが出なくなった。

これ、かなり不安になる。

大腸ガン?とかどんどん不安がエスカレート!!!

 

原因は

1)食事量が少ない!!!

2)水分が足りない!

 

便秘の原因は水(水分ではない)を飲んでいないことにある。

官足法の本にそう書いてあった。

午後から水分をかなり控えていた。

それまでは食事量も水分も水だけで2.5Lは飲むなど全てが大量だった。

 

同じ食事方法を実践している人のブログを読んだことがあり

同じようにお通じが出ない(しかも6週間!)と書いてあった。

このブログを読むことがあったらすぐ暖かいお湯を飲んでください。

腸が動いていない感じがしたので6週間も様子見は危険だと思う。

 

 

体重がいきなり減るとそれもまた不安に駆られる。

2年前、自重トレをしていた時の記録が残っていたが、

今回と同じような40kg台の数値が出ていて、翌日には即戻っていた。

当時かなりハードに筋トレを自重とはいえしていたので

食事で同じ結果が出せるのはすごいと思った。

トレーナーさん達が言う食事で体脂肪を落とすの意味はこう言うことだと思った。

 

すごい不安になったが、心配を救ったのはかつての自分の実践データだった。

当時の記録に、ナッツと野菜炒めをやめた、と書いてあった。

私の場合、太らせている原因は油にあるのだと確信した。

 

オリーブオイルといえども酸化はする。

ナッツも無塩・素煎りであっても食べるときは心して食べる必要がある。

トレーナーさんはおやつとして勧めるが自分には向いていないと判断をした。

白米に2粒程度ミネラル・ビタミンを補う目的で入れている。

 

 

さてダラーんと緩く締まらないお腹と内腿(裏モモ)。

この正体はむくみであった。

 

前モモ→ナッツ

モモ裏(内腿と連動)→水溶きプロテイン(豆乳)、ヨーグルト、炭酸水

膝上:炭酸水(炭酸水は無糖も含む)

 

足のむくみには即効で効き、水分は1日で抜けた。

太もも裏にやたら汗をかいたり、

触ると冷やっとしていたのは水分だったのではないかと思う。

それがなくなった。

筋肉を多少増やしても、水で冷やされたら脂肪が燃えるわけがない!

 

 

午後水分を控えるのは長期的には便秘や病気になりそうなのでやめる。

ただし飲むのはお湯(70度ぐらいまで)で冷たいものは体に入れないこと。

ただでさえ食事量が減っているので水分が吸収できないと腸が動かなくなる。

 

この食事方法は胃袋を小さく戻していくにはいい方法だと思う。

しかし水分だけは断食ですら水は飲むので不可欠である。

 

 

 

著者に科学的データがないことは私的には気にしていなかったが

お通じが出るまですごく不安になった。

また、著者本人が痩せてはいてもあまりいい体をしていないと思う。

長身でスタイルよくなれるはずなのにあまり魅力的ではなかった。

そういう点も考慮すべきかもしれないと思った。

 

体重よりもデータよりも、鏡と写メは正直で正確だと思う。

自分の感覚を信じて実践することが大事だと思う。

 

 

筋トレ

 

ジムでトレーニングを8ヶ月行った時点でコロナ騒動となり中断。

会員区分を変更してその後高齢者がいることもあってジムへはいっていない。

 

筋トレ:有酸素:ストレッチ=2:3:5

 

くらいの配分で自宅トレーニングをしている。

2年前のデータと変わらないか、現在の方が向上しているくらいなので

股関節や筋肉の硬さやアンバランスがパフォーマンスを下げていたのだと思った。

 

体の硬さ=血管の硬さ

 

という研究論文もあるようなので

現在はむくまない食事をし、体を柔軟に保つことを心がけることにしている。